エネクラ 取扱説明書 v1.4
マインクラフトの中に、電気がうまれてから家のあかりがつくまでを、そのまま持ちこんだ教材です。 配っているのは1つのファイル(エネクラ.mcaddon)です。この説明書は、その中身=持ち物一覧に出る227種類すべてと、動かし方をまとめたものです。 本体(発電・送電・火力・沸騰水型・核燃料サイクル)→ 加圧水型 → 暮らし・電車 の順に並べています。
v1.4エネクラ.mcaddon全227種類
同じ電気でも、つくり方によって止まる理由がちがう。夜で止まる電源と、24時間止まらない電源を混ぜると、街の明かりは消えない
v1.4エネクラ.mcaddonこのページの部品 100 種類
このアドオンは、電気が生まれてから、送られて、明かりがつくまでを、マインクラフトの中にそのまま持ちこんだものです。発電のしかたは、太陽光・発展型太陽光・風力・水力の4つと、原子力(沸騰水型=BWR。加圧水型=PWR は次のページ)。どれも同じケーブルの網につながり、同じ明かりをともします。ちがうのは入口だけです。
いちばん最初に気づくのは、電気は「同じ蛇口から同じだけ出るもの」ではない、ということです。太陽光は真上の列に葉っぱが1枚あるだけで0になり、夜(時刻13000〜23000)はゼロ、雨と雷雨の日は8割減ります。風力は高いところほど強く、ふつうの地面のY=64だと最大の4分の1くらいしか出ません。水車は水が右から当たれば時計回り、左から当たれば反時計回りに回り、左右おなじ量だと押す力が打ち消しあって止まります。監視盤の数字とゲージを見ながら、その場で増えたり減ったり止まったりするのが分かります。
つくった電気は、ケーブルを1マス進むごとに1%ずつ減っていきます。100マス先には約37%しか届きません。だから発電所の近くほど明るくつきます。明かりや機械に電気が行きわたって、それでも余った分だけが蓄電池にたまり、夜や雨で発電が落ちるとそこから流れ出します。街の電力モニターを1枚置けば、いま何がどれだけ発電していて、それでおうち何軒ぶんになるかが、1枚で見えます。
原子力(BWR)は、手順そのものが遊びになっています。まず、発電所も動きだすまでは外の電気を借ります。太陽光や風力からケーブルを引いて所内電源盤につながないと、原子炉は起動できません。次に、水は炉の下に張るのではなく配管で届けます。しかも川や海の水はそのままでは炉に入れられません。そして沸いた蒸気には行き先が要ります。タービンまで蒸気パイプがつながっていないと温度が上がりつづけ、600度で警報、900度で制御棒が自動で入って緊急停止します(v1.3 から温度は実物と同じ数字で表示します。時間だけ体験サイズに縮めています)。
そして、うまくいくところだけを作ってはいません。ウラン燃料1個は4分で燃え、燃やしたぶんだけ放射性廃棄物が生まれます。炉に5個たまると発電所は止まります。廃棄物容器は右クリックしても空になりません。満杯になったら、こわして中身ごと運び、新しい容器と交換します。世界のどこにも最終処分場は用意していないので、ドラム缶は自分で並べていくことになります。止めたあとも約45秒は崩壊熱が出つづけ、給水を切らすと温度は上がります。ほんものと同じです。
v1.1 から、使い終わった燃料の行き先も入りました。原子炉から出た使用済燃料を工場へ運びこみ、切って、溶かして、ウランとプルトニウムに分け、もう一度燃料にします。作った燃料は炉に入れて発電できます——燃料が一周します。そのうえで、どうしても残るものもあります。ガラス固化体と金属片は貯蔵庫にたまり、その先の行き先はゲームの中にも用意していません。実物と同じです。
v1.3 では、火力発電所が入りました。石炭を貯炭場に入れ、ベルトコンベアで運び、微粉炭機で小麦粉のような粉にひいて、火炉で燃やします。沸いた蒸気は汽水ドラムから蒸気パイプでタービンへ——原子力とまったく同じタービン・同じ発電機を回します。ちがうのは熱の作り方だけ、という発電の共通構造が、2つの発電所を並べると見えてきます。そして煙もそのまま外へ出しません。脱硝装置・電気集塵機・脱硫装置が煙をそうじして、集めた灰(フライアッシュ)と石膏は取り出せる——排煙のあとしまつまで含めて火力発電です。
v1.4 では、2つだったファイルを1つにまとめました。〈暮らし・電車〉も同じファイルに入っているので、入れるのも有効にするのも1つだけです。原子力は、沸騰水型(BWR)に加えて加圧水型(PWR)が入りました(次のページ)。そして、エネクラクエストフォンでクエストを受けられるようになりました。フォンでクエストを受けると、画面の上に「つぎの一手」が出て、発電所を組み立てる順番を案内します。答えはサイトの「エネクラクエスト 攻略本」にまとめてあります。
電気の量が「その場の条件で決まる」ことを、数字とゲージで確かめられます。太陽光は真上にガラスが1枚あるだけで0になり、風力は塔を1段積むごとに出力が伸び、水車は水の当たる側が左右そろうと止まります。そのうえで、夜や雨で落ちる電源と24時間止まらない電源を混ぜると街の明かりが消えない、という電源の組み合わせの意味が、街の電力モニター1枚で見えます。原子力は手順そのものが学習内容です。外の電気を借りて起動し、水を配管で届け、蒸気の行き先を用意し、止めたあとも約45秒は冷やし続ける——この順序を守らないと動きません。そして燃やせば必ず廃棄物が生まれ、それは消えず、置き場が無ければ運転そのものが止まります。v1.3 の火力は「調整役」です。弱と強を切り替えると発電量と石炭の減りが連動して、太陽や風の変動を火力が埋める——いまの電力系統の分業がそのまま体験できます。そして燃やせば灰と石膏が残り、煙は3つの装置でそうじしてから外へ出す。ここでも「出したもののあとしまつ」までが発電です。
| 部品 | 役割 |
|---|---|
| 太陽の光を電気に変える板。上に空が見えているあいだだけ発電し、ピークは50 J/t=1.0kW=おうち1軒ぶん。夜(時刻13000〜23000)はゼロ、雨と雷雨は0.2倍まで落ちる。真上の列にガラス1枚・葉っぱ1枚でもあると、その時点で0になる。4つの発電機のなかでいちばん置くのが簡単で、しかも作業台で作れる(ガラス・レッドストーン・鉄・銅)。右クリックで監視盤、しゃがみながら右クリックで画面すみの電池パネル。 | |
| 大きなパネルの太陽光発電機。仕組みは無印とまったく同じ関数を通っていて、ちがうのは出力が6倍(300 J/t=6.0kW)であることと見た目だけ。太陽を追いかける動き(追尾)はしない。夜ゼロ・雨0.2倍も同じ。見た目は3×3ブロックぶんの大きさだが、ブロックそのものは1マスで、空を見ているのも真上の1列だけ。 | |
| 風でブレードを回して発電する。時刻も天気もいっさい見ていないので、夜でも雨でも24時間止まらない。強さは高さで決まり、Y=24以下は最小の60 J/t(1.2kW)、Y=320で最大の480 J/t(9.6kW)。ふつうの地面のY=64だと約2.3kW。風は約70秒周期のゆっくりした波と約19秒の脈動で0.5〜1.2倍にゆれ続けるので、数字はいつも動いている(機体ごとにずらしてあるので、隣どうしでも数字はそろわない)。羽根の位置=本体の4マス上が空に抜けていないと止まる。監視盤に風速・ハブ高さ・回転数が出る。 | |
| 水車を水にあてて回し、その回転で発電する。昼夜も天気も関係ない。大事なのは水がどちら側に当たるかで、右なら時計回り、左なら反時計回り、左右おなじ量だと打ち消しあって止まる。見ているのは水車の絵の回転面の3×3だけ(軸の真上・真下は押しても回らないので数えず、実質6マス)。ふつうの水は片側3マスで約0.23kWが上限で、片側に落ちてくる水(滝)を当てると重み2で数えて最大の22.5 J/t=450Wになる。4種でいちばん小さい発電機。 | |
| 電気の通り道。となりに置いたブロックへ自動で腕をのばしてつながり、電気が流れているあいだは見た目が変わって光る。1マス進むごとに1%ずつ減るので、遠くへ運ぶほど届く量が少なくなる。1本の網でたどれるのは1024本までで、その先は圏外になって1Jも届かない。1秒ごとに自分でとなりを見直して腕の向きを直すので、置き直しでズレても放っておけば直る。右クリックしても何も出ない。太陽光発電機と並んで、作業台で作れる2つのうちの1つ。 | |
| 電気が届くと光る明かり。中身は5種ともまったく同じで、1灯あたり2.5 J/t=50W、点いているあいだは光レベル15(最大)。ちがうのは見た目だけ(提灯LEDは v1.4 で入った和風の灯りで、和紙ごしの暖かい色で光る)。ケーブルにじかに接していないと点かない(1マスでも空けるとだめ)。電気が切れても100Jのため置きぶん、最大2秒は粘ってから消える。点いている明かりのまわり32マスには敵モンスターがわかない。 | |
| 電気で動く、画像を空中に映す投影機(v1.4)。電気の受け方は LED と同じで、ケーブルか屋内配線の隣に置く(7.5 J/t=150W・LED 3灯ぶん)。右クリックすると入っている10枚の画像が並び、選ぶと大きさ(横長の小・中・大/縦長の小・中・大の6通り)を選べる。画像はプロジェクターの真上に浮かび、置いた人の方を向く(前後どちらから見ても表)。電気が来ていない時は映らない。自分の画像を映すには、PC の Minecraft のフォルダ(com.mojang)の resource_packs の中のエネクラのフォルダ > textures > projector_images に、1.png〜10.png の名前で入れて(同じ名前の画像と入れ替えて)、Minecraft を開き直す。配った時の10枚は、入れ方を書いた絵。横長の写真は「横長」、縦長の写真は「縦長」で映すと引き伸ばされない。エネクラを入れ直すと、入れた画像も元に戻るので、別の場所にも取っておく。 | |
| ワールド全体の発電を1枚にまとめて見せる掲示板(発電機ではない)。発電中◯台/接続◯台、街の総発電出力kW、おうち◯軒(1軒=1.0kWで数える)=約◯人の街、売電収入 約◯円/h(16円/kWh)、エネルギーミックス(太陽光・発展型太陽光・風力・水力・原子力タービン・非常用ディーゼルを出力の大きい順)、蓄電池の台数、電源の組み合わせのレーダーと総合評価◯/25が出る。ワールドじゅうを探し回っているのではなく、発電機のほうが自分から名乗り出た数字を集めている。 | |
| 電気をためておく箱。エネクラでただ一つ、もらうことも送り出すこともできるブロック。容量は400,000J=0.11kWh=おうち1軒を約7分。明かりや機械に電気が行きわたって、それでも余った分だけがたまる(送り先のいちばん最後に回されるため)。夜や雨で発電が落ちると、ここから流れ出す。上のフタの色が赤(残量0)・黄(20%以下)・緑(残りあり)に変わるので、遠くからでも残りが分かる。 | |
| エネクラクエストを受けるための持ち物(v1.4)。持ち物一覧の「発電・送電」のフォルダにある。手に持って使う(パソコンは右クリック)とホームに「クエスト」と「チーム」が出る。「クエスト」の一覧は、[済]=達成したもの・[今]=受けているもの・[可]=受けられるもの。受けたいクエストを押すと(好きな順に・1つずつ)、画面の上にクエストの名前と「NEXT:つぎの一手」が出て、「LAST:」に変わったらその1手で達成。数えるのは受けてからしたことだけで、記録は一人ひとり別。達成したクエストは「達成したクエストを見る」で目的・答え・達成した日が見られる。「チーム」からは、4人の係で1つの加圧水型発電所を建てるチームクエストに入れる。 | |
| ビルダーで建てた物を、使う前の姿に戻す道具。人ごとに、使ったビルダー8回分を覚えていて、使うたびに新しい順に1つずつ戻す(何を戻したか・あと何回戻せるかが出る)。建てた場所にもともとあったブロックも元に戻る。自分以外の人が建てた物は戻さない。建てた後に手で置いた物(ビルダーが空けておいた所につないだ配管など)は残す。覚えているのはワールドを出るまで=間違えた直後に使う道具。 | |
| 原子炉の入れ物を一発で建ててくれる道具。圧力容器(5×5×8)・制御棒駆動室・気水分離器・蒸気乾燥器・主制御盤・所内電源盤・再循環ポンプ2台までをまとめて置く。手に持って地面を右クリックすると、自分の向いている方向の2マス先が5×5の中心、クリックした高さの1つ上が土台になる。ウラン燃料・3種の配管・給水/高性能/循環水ポンプ・ケーブル・タービン建屋は置かない(再循環ポンプ2台と、中心柱の燃料集合体2つ+制御棒までは建つ=炉としては最初から認められている)=配管とケーブルは自分でつなぐ、という作り。建った直後は必ず「停止(制御棒 全挿入)」から始まり、前にそこにあった炉の記録は消される。 | |
| 中の水と蒸気を高い圧力のまま閉じこめる、いちばん外側の守り。土台25+胴96+ドーム25の合わせて146マスが1マスも欠けずにそろって、はじめて「構造完成」になる。曲面角は、本物の圧力容器が円筒であることを、四角いマイクラの中で丸みとして見せるための部材。遮へいガラス窓は放射線をさえぎりながら中がのぞける壁で、ビルダーは角とノズル以外を全部これにするので、上から下まで炉の中が見通せる。 | |
| 制御棒駆動室は、圧力容器の下にある、制御棒を出し入れする機械の部屋(人はいない)。BWRの制御棒が下から入るのは、この部屋があるから。再循環ノズルは圧力容器の水を出し入れする太い口で、ここに再循環ポンプがつながる。どちらも炉のいちばん下の段=土台の25マスの一員として、構造の判定に数えられる。 | |
| 炉に水を入れるための口で、同時に運転員の小さな操作盤でもある。給水パイプはここにしかつながらない。ウラン燃料を持って右クリック=装填。素手で右クリック=燃料の残り・温度・水位・給水・炉心流量が読める状態パネル。緊急停止中でも温度が95度(冷温停止)まで下がっていれば、ここを右クリックして再起動できる。しゃがみながら右クリックすると、入力(緑)と出力(赤)の見た目が切り替わる。 | |
| 沸いた蒸気が炉から出ていく口で、蒸気パイプの出発点。胴のいちばん上の段の側面にあり、ビルダーは胴のいちばん上の段の側面に置く(自分で上鏡の中央に置いても構造は成立して動く)。本物のBWRでも主蒸気の口は側面にあって、ドームの真ん中にあるのはヘッドベント/スプレイという別の口。 | |
| 沸いたばかりの蒸気には水しぶきが混ざっている。気水分離器がぐるぐる回して水を振り分けて炉に戻し、蒸気乾燥器が波板のあいだを通して最後の水分を取りのぞく。乾いた蒸気だけをタービンへ送ることで、タービンの羽根が水滴で削られるのを防ぐ。両方そろうと原子炉ノズルのパネルの「乾き度」が99.9%と出る。無くても発電そのものはできる。 | |
| 発電所の中央制御室。今の状態と「次にやること」が1行で出るので、迷ったらまずここを見る。ボタン1=起動(制御棒 引き抜き)/停止(制御棒 挿入)、ボタン2=SCRAM(緊急停止)/SCRAM解除。起動は、構造・燃料・水・廃棄物・SCRAM解除・所内電源がすべてそろって「起動ボタンを押そう」になったときだけ通る。足りないものがあると、押しても起動せず理由だけが出る。1回の起動で所内電力を20J使う。 | |
| 外から来た電気を主制御盤へ中継する受電盤。発電所も、動きだすまでは外の電気を借りないと何もできない。ここにケーブルが1本もつながっていないと炉は起動できず、主制御盤にケーブルを直づけしても通らない。ケーブルと同じで電気を通すので、送電網の途中に混ぜても電気は止まらない。 | |
| 3種類の配管。給水パイプは水を運び、ポンプ・復水器・復水貯蔵タンク・循環水ポンプ・原子炉ノズルだけをつなぐ(給水中は配管の芯が白く光る)。蒸気パイプは主蒸気ノズルからタービン蒸気入口までを結ぶ主蒸気管で、最低1本は要る。ノズルと入口をじかにくっつけただけでは蒸気は届かない。燃料パイプは燃料タンクから炉へウランを送り、炉から廃棄物容器へ放射性廃棄物を運ぶ。行きも帰りも同じ配管を使う。 | |
| 炉の中心の柱。燃料集合体2つの上に制御棒が乗ってはじめて、炉として認められる。燃料集合体で熱が生まれ、制御棒が核分裂の勢いを止める。運転すると下がり(引き抜き)、止めると上がる(挿入)。位置はノッチ00(全挿入)〜48(全引き抜き)で読み、実物の中央制御室と同じ読み方になっている。通常の引き抜きは約8.5秒、緊急停止は約1.5秒で一気に入る。この炉の記録(燃料・温度・水位・廃棄物)はぜんぶ制御棒の場所にひもづいて保存されているので、制御棒を壊すと記録が消える。 | |
| ウラン燃料1個で4分ぶん動く。炉の中には5個ぶん=20分までためられる。復水器で水を再利用できていると1.5倍長持ちする。燃料タンクは10個までためられ、燃料パイプで炉につないでおくと、炉の残りが1個ぶんを切ったときに自動で1個送ってくれるので、いちいち入れに行かなくてすむ。ウラン燃料に作業台のレシピは無い(作れるのは太陽光発電機とケーブルの2つだけ)ので、クリエイティブの持ち物一覧「原子力BWR」のグループから取り出す。 | |
| 炉の中の水を回して、燃料のまわりの泡(ボイド)を掃き出すポンプ。BWRの心臓で、これで出力を変える。ケーブルで給電し、右クリックで流量を低(0.7倍)→中(1.0倍)→高(1.3倍)と切り替える。電気が来ていないと自然循環あつかいになって0.5倍=出力が半分になる。流量を上げるほど窓から見える泡の量と種類が変わる。運転中に全部止まると「再循環ポンプトリップ」になり、制御棒を動かさなくても炉が自分から静かになる。 | |
| 模擬の地震を起こす訓練用の道具。手に持って使うと画面がゆれて地鳴りがし、まわり64マスの人に「加速度大トリップ!運転中の原子炉◯基を自動スクラム」と出る。そのワールドで運転中の炉が全部その場で緊急停止し、同時に主制御盤の所内電源が空になる。そのあと非常用ディーゼル発電機がちゃんと自分で立ち上がるかを見る、という一連の訓練ができる。 | |
| タービン建屋を一発で建てる道具。タービン・むきだしの回転軸・発電機・復水器3個までまとめて置く。手に持って地面を右クリックすると、クリックしたところが手前の端になり、向いている方向へ幅3マス・長さ10マス・高さ4マスで建つ。原子炉は建てないので、BWRビルダーと2本立てで使う。 | |
| 手で組むときの部品。タービンは3×3×5で、中の空洞がちょうど3マス、その両端がタービン軸受、まわりが外殻・軸受・蒸気入口・構造用ガラスで囲まれていること。中の空洞3マスをぐるりと囲む24マスと、その両端の軸受は、この4種以外が1マスでも混ざると見つけてもらえない(妻面の外側までは見ていない)。構造用ガラスは中で羽根が高速で回っているのを見せるための窓で、強い壁の一員として数えられる。タービン蒸気入口はタービン軸受の真上に置き、そこが蒸気パイプの終点になる。軸受の外側に軸受台2つ→発電機軸受→3×3×3の発電機(27マスが外殻・端子・軸受だけ)と並ぶと、回転が発電機まで届く。 | |
| できた電気をケーブルへ送り出す口。原子力の電気は必ずここから出ていく。1台で16,000 J/t=320kW=太陽光発電機320枚ぶん。街の電力モニターには「原子力タービン」として出る。右クリックで回転数(1500rpm・50Hz同期)と出力の監視盤、しゃがみながら右クリックで画面すみの電池パネル。 | |
| どれも電気で動くポンプで、1台2 J/t(40W相当)を使う。給水ポンプは炉へ水を押し込む係だが、海や川の生水をくみ続けるとゴミ・貝・藻でつまる(取水しているあいだ0.5秒ごとに0.8%=だいたい1分に1回)。つまると電気だけ食って水が出ないので、右クリックで清掃する。高性能ポンプは固形物がそのまま通せる構造なのでつまらない。水を送る性能は給水ポンプとまったく同じで、ちがうのは詰まらないことと、右クリックで標準ポンプとの比較表が開くことの2つ。循環水ポンプは海や川から冷たい水をくみあげて復水器へ送る、発電所でいちばん大きなポンプ。 | |
| 復水器は、タービンを回し終えた蒸気を冷たい水で冷やして水に戻す装置。戻した水はまた炉へ送るので、水がぐるぐる回る閉ループになる。±3マス(高さ-1〜+2)に水があるか、循環水ポンプが給水パイプでつながっていれば冷却成立。冷やせていると燃料が1.5倍長持ちする。発電所が海のそばにある理由が、ここで体験できる。復水貯蔵タンクは炉に入れてよいきれいな水(純水)のタンク。川や海の水はさびたり放射化したりするので炉には入れられず、タンクの水は起動用で、運転している間は減り、30秒ほどで尽きる(止まっている間と、閉じた輪の間は満ちていく)。運転を続けるには、冷やされた復水器を給水ラインにつないで、復水器から水が戻る閉じた輪にする(本物も同じ。タンクは起動と、少しずつ減る分を足すため)。タンクを右クリックすると、のこりの水と、閉じた輪になっているかが出る。 | |
| 炉から出た放射性廃棄物をためるドラム缶。20個まで入る。燃料パイプで炉につないでおくと、炉にたまった廃棄物が0.5秒ごとに1個ずつ移ってくる。満杯になるとふたの帯が赤くなる。右クリックしても空にはならず、中身を見るだけ。満杯になったら、こわして中身ごと持ち運び、新しい容器と交換する(置き直せば続きからたまる)。世界のどこにも最終処分場は用意していないので、ドラム缶は並べていくことになる。廃棄物は消えない。 | |
| ふだんは眠っていて、縦横高さ16マス以内の原子炉が緊急停止したり崩壊熱を出したりすると、自分で目を覚まして発電を始める。外の電気が止まっても給水ポンプと制御盤を生かしつづけるための、最後の備え。出力は8 J/t=160Wで、ポンプ数台と所内電源をまかなうだけの非常出力。燃料を入れる操作はなく、自動で起動する。エネクラでこれだけが燃やして発電する機械なので、再生可能エネルギーの仲間ではなく、カタログでも原子力のグループに入っている。 | |
| 地面に右クリックすると、再処理工場が丸ごと1回で建つ道具。全長39×幅7×高さ7で、受入れ・貯蔵/せん断・溶解/分離/精製/脱硝/製品貯蔵の6工程が、実物のパンフレットの断面図と同じ順で並ぶ。前面はガラスなので、外から中の工程がぜんぶ見える。手で1つずつ並べても機械としては動くが、配管のつなぎ方まで含めて正しく建てたいなら、これを使うのが確実。 | |
| 工場の入口。原子炉から出た使用済燃料を廃棄物容器で運んできて、プールに右クリックすると、容器の中身が水の中へ沈む。容器は空になって手元に返る(実物と同じ)。20体まで入り、再処理1回に5体使うので、満杯なら4回ぶん。空の容器を持って右クリックしても何も入らない。使用済燃料はごみではなく、まだ使えるものが残っている——だから再処理する、という入口の説明がここに出る。 | |
| 使用済燃料を運ぶための、分厚い金属のふた付き容器を模した置きもの。工場の見た目を作るための部材で、実際に燃料を運ぶのはゲームの中では廃棄物容器の役目。 | |
| プールの上を走るクレーンの台座。置いた瞬間にクレーン本体が現れる。オートランを始めると、水の中から燃料集合体を引き揚げて、せん断機まで運ぶところが目の前で動く。工程1にあたる。 | |
| 工程2。運ばれてきた燃料集合体を、刃が3回動いて約3〜4cmに切る。切ったものはシュートを落ちて溶解槽へ。溶けずに残った被覆管などの金属片は、隣の金属片容器へ自動でたまる。置いた瞬間に刃が現れるので、手で並べても機械として動く。右クリックすると工程の説明が出るが、動かすのは管理盤のスイッチ。 | |
| 工程2の後半。切った燃料を硝酸で溶かして液体にする。ここから先は液体のまま工程を進む。 | |
| 工程3。回転して、混ざった液をウラン・プルトニウム・核分裂生成物の3つに分ける。オートラン中は本体が回り、管の中を色のちがう液が流れていくのが見える。 | |
| 工程3で分けたものを受ける塔。ゲームの中では色で見分ける——黄色がウラン、紫がプルトニウム、緑が核分裂生成物、赤が被覆管の金属片。 | |
| 工程4。分けたウランとプルトニウムを、それぞれきれいにする。黄色はウランの塔へ、紫はプルトニウムの塔へ流れる。 | |
| 工程5。きれいにしたウランとプルトニウムを同じ量ずつ合流させ、硝酸を飛ばして粉にする。ここでMOX粉末になる。 | |
| 工程6=出口。できた製品がたまる棚。右クリックでMOX粉末、しゃがみながら右クリックでウラン酸化物を1つ取り出せる。1つできるたび・1つ取り出すたびに棚の見た目が変わる(棚は3段までなので、3つ以上は同じ見た目)。実物では使用済燃料1,000kgからMOX燃料100kgと回収ウラン燃料130kgができる。 | |
| 分けたあとに残る核分裂生成物を、高温でガラスに溶かし込んで固める炉。液体のままでは扱えないものを、動かない固まりにするための工程。 | |
| 固めたガラス固化体を保管する庫。20本まで。右クリックで1本取り出せるが、取り出しても行き先は無い。30〜50年ここで冷ましてから、地下300mより深くへ埋めることになっているが、その処分場はまだ決まっていない。ゲームの中にも用意していない——いまの日本と同じ状態を、そのまま置いてある。 | |
| せん断機で切ったときに出た、溶けない金属片(被覆管など)が自動でたまる容器。右クリックで1つ取り出せる。これも最終的な行き先は無い。 | |
| 工場のスイッチ。右クリックでオートランが始まり、6工程が約20秒かけて順に動く。押す前に3つ確かめている——工場の部材がそろっているか(足りなければ何が無いか出る)、プールに燃料が5体以上あるか、電気が60J以上たまっているか。ケーブルをここにつないで受電する。工場の部材は管理盤から18マス以内を探すので、管理盤は工場の真ん中に置く。ワールドを途中で閉じてしまっても、次に押したときに自分でリセットして燃料をプールへ戻す。 | |
| 工程どうしをつなぐ管。ケーブルと同じで、つながっている向きに合わせて自動で形が変わる。透明な窓(サイトグラス)が付いていて、オートラン中は中を液が流れるのが見える。壁やのぞき窓を貫いて通せる(実物の配管も壁を貫通する)。 | |
| 天井から下がる蛍光灯の形をした工場の明かり。v1.1 で、それらしい形に作り直した。 | |
| 工場の建屋を作るための部材5種。鉄骨で骨組みを組み、壁パネルで囲い、のぞき窓パネルで中を見せ、グレーチングで通路を渡し、槽の外殻でタンクや塔の胴を作る。自分で工場を設計したいときに使う。 | |
| 再処理でできる4つ。MOX粉末はウランとプルトニウムを混ぜたもので、原子炉のノズルに入れて発電できる(同時に入れられるのは1体まで)。ウラン酸化物は取り出したウランで、少し濃縮し直せばふつうの燃料として燃やせる。使用済燃料の95%はまだウランなので、捨てずに取り出す。残る2つ——ガラス固化体と金属片は、燃料に戻らない。 | |
| 火力発電所のボイラー側を一発で建てる道具。手に持って地面を右クリックすると、クリックした場所がボイラーの中央になり、貯炭場→ベルトコンベア→微粉炭機の給炭列、火炉とバーナー面、汽水ドラム、脱硝装置・電気集塵機・脱硫装置・煙突の排煙列、給水タンクとポンプ、汽水ドラムまでの給水パイプまで一式が建つ。微粉炭管・炉底ホッパー・伝熱管といった細かい部材も、正しい場所に敷いてくれる。タービン建屋は建てないので、タービンビルダーと2本立てで使う(原子力とまったく同じ建屋でよい)。 | |
| 石炭の置き場。石炭(ふつうのマインクラフトの石炭)を手に持って右クリックすると投入され、山が育っていく。1か所に64個(1スタック)まで。となりに空いたベルトコンベアがあると、1秒ごとに1個ずつ流していく。貯炭場どうしを積み上げるとサイロになり、上の段の石炭が下の段へ落ちていく。石炭を塊のまま管では送らない——実物と同じで、塊はコンベアで運び、粉にひいてはじめて管で送る。 | |
| 貯炭場から微粉炭機まで石炭を運ぶベルト。上を石炭が流れていくのが見える。火力制御盤に電気が来ていないと動かない。 | |
| 石炭を粉にひく機械(上部の器械は自動で載る)。実物の火力発電所も、石炭を塊のまま燃やさず、小麦粉のような微粉炭にしてから燃やす——そのほうが一気に、むらなく燃えるから。ひいた粉は8個ぶんまで持ち置きでき、微粉炭管を通ってバーナー面へ送られる。 | |
| ボイラーの壁と窓。ビルダーは大きなのぞき窓をはめるので、中の火炉や伝熱管が外から見える。 | |
| ボイラーの中の、実際に火が燃えるところ。バーナー面は微粉炭を吹き込む口で、点火すると炉の内側へ向かって炎が噴く。出力を強にすると炎の量が2倍になる。炉の底はすぼまった漏斗(ホッパー)型で、燃えかすの重い灰(クリンカ)が落ちて集まる。細かい灰は煙といっしょに飛んで、電気集塵機がつかまえる。 | |
| 微粉炭管は、微粉炭機の上(分級機の出口)からバーナーまで、粉にした石炭を空気に乗せて運ぶ管で、流れている間は中を粉が流れる見た目になる。炉底ホッパーは、すぼまった炉の底で、燃えかすの重い灰(クリンカ)が落ちて集まる所(細かい灰は煙と一緒に飛んで電気集塵機がつかまえる)。伝熱管は、火の熱を水と蒸気にわたすボイラーの本当の主役——実物のボイラーは炉の壁も天井も管の束(水冷壁)で、煙の通り道には蒸気をさらに熱くする過熱器の束が吊られている。火力ボイラービルダーがどれも置いていく。 | |
| ボイラーのてっぺんにある、蒸気と水を分ける太い胴。ここが蒸気パイプの出発点で、タービン蒸気入口までつなぐ。焚けているあいだは、つながった蒸気パイプ全体が白く光る(行き止まりの枝でも管は熱い——実物と同じ)。 | |
| 煙のそうじ1番手。アンモニアを吹き込んで、NOx(窒素酸化物)を無害な窒素と水に変える。 | |
| 煙のそうじ2番手。静電気で細かい灰を板に吸い付け、中では槌(つち)が板をたたいて灰をホッパーに落としている。集めた灰=フライアッシュはセメントの原料になる。石炭5個ごとに1つたまり(20個まで)、素手で右クリックすると取り出せる。 | |
| 煙のそうじ3番手。石灰石の水をきりのように吹いて、SOx(硫黄酸化物)を取る。取ったあとには石膏ができる——学校のチョークや壁の石膏ボードの材料。こちらも石炭5個ごとに1つ(20個まで)、素手で右クリックで取り出せる。 | |
| そうじの終わった煙の出口。脱硝→集塵→脱硫と通り抜けた煙だけが、ここから出ていく。 | |
| 火力発電所のスイッチ。ケーブルをここにつないで受電する——コンベアも微粉炭機も点火も、電気が来ていないと動かない(実物の火力も、ミルやファンなどの補機は全部電動)。右クリックで起動(点火)/停止(消火)と、出力の弱・強の切り替え。起動の前に、電源・要所(汽水ドラム・火炉・微粉炭機・貯炭場)・給水・微粉炭の道・石炭の5つを検査して、欠けていると理由を言って断る。運転中は給炭系・給水系・微粉炭の道・蒸気の道・排煙系の5項目を監視して表示する。 | |
| 火力の副産物2つ。実物では灰はセメントに、石膏は石膏ボードに生まれ変わる。燃やせば必ず何かが残る——それを捨てずに使うところまでが、いまの火力発電。 | |
| 発電機の中の巻線。タービンビルダーが発電機の中に3相ぶん置いていく。発電中は3組のコイルが0.2秒ごとに順番に光り、三相交流が「順番に生まれている」ことが目で見える。右クリックすると、自分が第何相かを教えてくれる。 |
エネクラ〈本体〉発電・送電・火力・原子力(BWR)・核燃料サイクル・クエスト / v1.4 この説明書はゲームの中身(実装)にもとづきます。ゲーム内には社名・製品名・実在の施設名は出していません。うまくいくところだけを作ってはいません。廃棄物がたまれば運転は止まり、止めたあとも冷やし続ける必要があり、非常時の備えも要ります。いちばん複雑で、いちばん誤解されやすい原子力ほど、その都合の悪いところまで実際に動くようにしてあります。また、本文にもゲームの中にも、実在する他社の社名・ロゴ・製品名・型番・発電所名は出していません(制作クレジットの UKABU CRAFT を除く)(太陽光発電機・復水器・廃棄物容器といった一般名詞と、物理量だけで書いています)。
本アドオンは非公式のMODコンテンツで、Mojang / Microsoft の承認を受けたものではありません。NOT an official Minecraft product. NOT approved by or associated with Mojang or Microsoft.
原子炉の熱い水は外へ出さず、蒸気発生器で別の水を沸かしてタービンを回す。水の輪が3つあるから、放射性の水はタービン建屋へ行かない
v1.4エネクラ.mcaddonこのページの部品 99 種類
v1.4 で、原子力に2つめの型「加圧水型(PWR)」が入りました。沸騰水型(BWR)は原子炉の中で水を沸かし、その蒸気でじかにタービンを回します。加圧水型は、原子炉の水に155bar(約150気圧)の圧力をかけて、320度でも沸騰させません。その熱い水(一次冷却材)は蒸気発生器の細い管の中だけを通り、管の外にある別の水(二次系)を沸かします。タービンを回すのは、この二次系のきれいな蒸気です。
だから加圧水型には水の輪が3つあります。①原子炉と蒸気発生器のあいだを回る一次系(赤い配管)②蒸気発生器・タービン・復水器・給水ポンプを回る二次系(主蒸気管と給水管)③海から水をくんで復水器を冷やし、海へ返す循環水(取水口・循環水ポンプ・放水口)。3つの水は混ざりません。放射性の水は一次系の中だけにあり、タービン建屋へは行きません。
建てるのは3本のビルダーです。原子炉ビルダーが格納容器の中の4ループ(原子炉容器・蒸気発生器4基・一次冷却材ポンプ4台・加圧器・体積制御タンク・中央制御盤)を、タービン発電機ビルダーが高圧タービン・湿分分離加熱器・低圧タービン3台・発電機・復水器・給水の列を、変圧器・開閉所ビルダーが主変圧器・屋外開閉所・送電鉄塔を建てます。あいだをつなぐ主蒸気管・給水管・相分離母線は、自分の手でつなぎます。
動かし方も実物の順番どおりです。冷えて止まった状態から、所内電源を受け、水を張り、ほう酸を入れ、燃料を装荷し、一次冷却材ポンプを回し、加圧器で圧力を上げ、制御棒を抜き、ほう素を薄めて臨界にし、出力を上げ、タービンを回し、発電機を電力網につなぐ。中央制御盤は、いまの段階と「次にやること」を1行で出します。実物は定格運転まで2〜3日かかるところを、エネクラは約5分で進みます。
そして、止めても終わりではありません。緊急停止(SCRAM)では制御棒が自分の重さで一気に落ちて核分裂は止まりますが、燃料は崩壊熱を出し続けます。冷えるまで待たないと、もう一度は起動できません。燃料は使えば減り、減ったら燃料交換が要ります。
加圧水型の名前の由来(圧力をかけて沸かさない)と、水の輪が3つあることが、配管の色と中央制御盤の段階でそのまま見えます。一次系は赤い配管の閉じた輪、二次系は主蒸気管と給水管、循環水は海とのやりとり。蒸気発生器だけが一次系と二次系の両方に属していて、そこで熱だけが受け渡される——この「熱は渡すが水は渡さない」が、沸騰水型との一番の違いです。起動は13の段階を順番に進めます。加圧器で155barまで圧力を上げてから制御棒を抜き、ほう酸(中性子を吸う「化学的な制御棒」)を薄めて臨界にする。制御棒を上から入れるのも、炉内計装案内管が下から入るのも、沸騰水型と逆です。チームクエストでは、原子炉・タービン・送電・まちの4つの係に分かれて1つの発電所を建て、係と係の境目(管台・相分離母線・送電線)を人の手でつなぎます。
| 部品 | 役割 |
|---|---|
| 格納容器の中の設備を一式で建てる道具(4ループ)。原子炉容器(遮へいガラスの窓つき)・蒸気発生器4基・一次冷却材ポンプ4台・加圧器・体積制御タンク(CVCS)・ほう酸バッチングタンク・中央制御盤と所内電源盤・一次冷却材配管までを置く。手に持って地面を右クリックすると建つ。建て終わると、正面の壁から出ている配管の出口(主蒸気・給水)と、中央制御盤の場所がチャットで出る。燃料集合体とほう酸(粉)は入らない=自分で入れる。しゃがみながら右クリックすると、チームクエストの係の説明が見られる。 | |
| ウランの核分裂で一次系の水を温める、たて型の円筒の容器(沸かさない)。原子炉容器のブロックが発電所全体を動かす中心で、素手で右クリックすると一次系の圧力と温度が見られる。胴板は厚さ約26cmの鋼、下鏡は半球の底で、ここから炉内計装案内管が下へ抜ける(加圧水型だけの形)。上蓋には制御棒駆動装置がびっしり並ぶ。運転中に容器の一部を壊すと、冷却材が失われたとして緊急停止する。 | |
| 遮へいガラスは、放射線をさえぎりながら中の炉心が見える観測窓(実物は鉛入りの厚いガラス)。ビルダーは炉の各面の中央に窓を開けるので、燃料集合体と制御棒クラスタの高さがちょうど見える。点検窓ガラスは、機器の中の様子を見るための窓。 | |
| 17×17の格子に燃料棒を束ねた、核分裂の熱を出す柱(実物は約4mの柱を193体並べる)。持ち物に入れて、中央制御盤の「燃料装荷(クレーン)」を押すと、1個を使って9体ぶん(炉心2段)が入る。2回で18体=満杯になり、上蓋が自動で閉まる。 | |
| 制御棒クラスタは、クモの足のように細い棒を吊って、上から炉心へ差し込む(沸騰水型の十字の制御棒とは別物で、入れる向きも逆)。制御棒駆動装置は上蓋に立つ筒で、筒そのものは動かず、中の駆動軸を磁気ジャッキが1ステップずつ掴み替えて上下させる。緊急停止では磁石を切り、制御棒が自分の重さで一気に落ちる。1つ置くと2段が出る。 | |
| 炉心の出力のかたよりを、下から測るための管。加圧水型は制御棒が上から入るので、下が空いていてこの形になる(沸騰水型は下に制御棒があるので、この形にならない)。 | |
| 原子炉容器の中の水。155barで加圧しているので、320度でも沸騰しない——これが「加圧水型」の名前の由来。窓から見える中身のブロック。 | |
| 一次系の赤い配管と、容器に配管をつなぐ口(赤)。放射性の熱い水(320度・155bar)が通り、必ず閉じた輪になって炉へ戻る。蒸気発生器・加圧器・一次冷却材ポンプが赤い配管でつながっていないと「一次系が切れています」と出て運転できない。 | |
| 一次系の水を「炉から蒸気発生器へ、蒸気発生器から炉へ」と回し続けるポンプ。上の電動機にはフライホイール(はずみ車)が付いていて、電源が落ちても惰性で回って炉心を守る。1つ置くと7段が出る。起動の最初の段階で4台が回り出す。 | |
| 一次系の熱で二次系の水を沸かす、加圧水型の心臓。一次系の水は中の管(伝熱管)の中だけを通り、外の水と混ざらない=放射性の水はここから先へ行かない。下が細く上が太いのは、上に気水分離器・湿分分離器を入れる空間が要るから。上蓋が主蒸気の出口で、乾いた蒸気だけを出す。実物は全高21mで、原子炉容器より高い所に据える。 | |
| 一次系を155barに加圧して沸かさないための縦長の容器(1基だけ)。内部は下から ヒーター→水→水面→蒸気→スプレイ の順で、ヒーターで水を沸かすと水面の上の蒸気クッションがふくらんで昇圧し、上のスプレイで冷たい水を噴くと降圧する。上鏡を置くと、安全弁・逃がし弁・マンホール・計装・スプレイ管台が出る。逃がしタンクは、安全弁・逃がし弁から出た蒸気を水に戻すタンク。 | |
| 一次系の水を少しずつ抜き差しして、水のきれいさと量を守る系統。新しく建てた発電所は、冷温停止中に体積制御タンクを右クリックして一次系に純水を張る(水張り)——張った水は閉じた輪に残るので2回目からは要らない。ほう素を薄める(希釈)のもここから。充てんポンプは、タンクの水を一次系へ押し戻す高圧ポンプで、一次冷却材ポンプの軸封にも水を注ぐ。 | |
| ほう酸は中性子を吸う「化学的な制御棒」。ほう酸(粉)を持ってバッチングタンクを右クリックすると、温水で溶かしてほう酸水にする(4回分まで)。起動1回に1回分を使う。タンクが無い・ほう酸水が無いときは、中央制御盤が起動させない。体積制御タンクの隣に置く。 | |
| 格納容器の壁を配管が通る場所。壁を貫いてよいのはここだけで、通るのは二次系の管だけ。 | |
| 二次系の管。主蒸気管は蒸気発生器の上蓋から出た蒸気をタービンへ運ぶ(口は橙の主蒸気管台)。給水管は、復水器で水に戻した二次系の水を、復水ポンプ・加熱器・給水ポンプを経て蒸気発生器へ戻す(口は水色の給水管台)。原子炉ビルダーとタービン発電機ビルダーのあいだは、この2本を自分で引いてつなぐ。給水管がつながっていないと、中央制御盤は出力を上げさせない。 | |
| 中央制御盤は発電所の頭脳。右クリックすると、いまの段階・一次系と二次系の状態・「ヒント(次にやること)」が出て、下のボタンで次の段階へ進める(進めないときのボタンは「更新」になる=ボタンはうそをつかない)。燃料の「燃料装荷」「燃料交換」、運転中の「停止(SCRAM)」もここ。所内電源盤は中央制御盤の真下に置く受電盤で、外の発電所からケーブルで電気をもらう——発電所も、動きだすまでは外の電気を借りないと何もできない。 | |
| タービン建屋の機器の列を一式で建てる道具。主蒸気止め弁・蒸気加減弁→高圧タービン→(両脇に湿分分離加熱器)→低圧タービン3台→発電機→励磁機の軸の列と、真下の復水器、給水の列(復水ポンプ・給水加熱器・脱気器・給水ポンプ)、循環水ポンプ・取水口・放水口、発電機の端子箱と相分離母線までを置く。建て終わると、次に変圧器・開閉所ビルダーを使う場所がチャットで出る。 | |
| 主蒸気管はタービン蒸気入口につなぐ。そこから弁を通って高圧タービンへ。止め弁は異常のとき蒸気を全部止める安全弁、加減弁は出力に合わせて蒸気の量を加減する弁。弁アクチュエータは弁を開け閉めする油圧の駆動部で、トリップの信号で一斉に閉じる。 | |
| 蒸気発生器から来た蒸気で最初に回るタービン。出た蒸気は湿分分離加熱器で水分を取って温め直し、クロスオーバー管(金色の太い管)で低圧タービンへ渡る。 | |
| 高圧タービンを出た蒸気の水滴を取り、温め直す長い円筒(軸の列の両脇に平行に並ぶ)。ぬれた蒸気のままだと低圧タービンの翼が傷む。波板(湿分分離エレメント)のジグザグに水滴をぶつけて落とし、加熱管束の中に主蒸気を通して外の蒸気を温め直す。回る部品が無い静かな機器。 | |
| 3台で、蒸気に残った力を絞り出す。窓から、径が段々変わる翼の列が回るのが見える。出た蒸気は真下の復水器で水に戻る。 | |
| 軸受台は、床から立ち上がって回転軸を油の膜で受ける台(金属どうしは触れていない)。1つ置くと台座・柱・軸受箱の3段が出て、どれか1つを壊すと全部外れる。軸封部は、車室の端の壁を回転軸が貫く所で、蒸気を漏らさずに軸を通すシール(軸を支えるのは軸受台)。 | |
| 低圧タービンの真下で、蒸気を海水で冷やして水に戻す入れ物。中は真空なので、蒸気がよく流れ込む。水室は海水の入口と出口で、細管の束へ海水を配る(しゃがんで素手で右クリックすると、一式まるごと入口/出口が切り替わる)。細管の中を海水が通り、外側の蒸気を冷やす(実物は1基あたり1万本以上)。管板は細管を差し込んで固定する厚い板で、海水と蒸気を分ける壁。水に戻った水はホットウェルにたまり、復水ポンプで送り出される。復水器が無いと、中央制御盤はタービンを回させない。 | |
| 水に戻った二次系の水を、蒸気発生器へ送り返す給水の列。復水ポンプが復水器の底の水を吸い出し、低圧給水加熱器がタービンの途中から取った蒸気で温め、脱気器が水に溶けた酸素を抜き(残ると配管や細管がさびる)、給水ポンプが送り、高圧給水加熱器がさらに温める。温めてから戻すほど発電の効率が上がる。給水が止まると冷却も止まる。 | |
| 3つめの水の輪(循環水)。取水口は海から水を取り入れる口で、バースクリーンでごみを止める——横か下の2マス以内に水(海・川)が触れていないと、水は入らず冷却水が成立しない。循環水ポンプがくみ上げて循環水管で復水器の水室へ送り、温まった水(実物は約7度あたたかい)は放水口から海へ返す。海水と二次系の水は混ざらない。 | |
| タービンと同じ軸で回って電気をつくる機械(実物は中を水素で冷やす)。固定子は積層鉄心にコイルを収めた回らない側で、中でロータ(回る磁石)が回ると、コイルに電気が生まれる。窓から回転と銅色のコイルが見える。 | |
| 発電機の磁石を作るための電気を送る小さな発電機(軸の列のいちばん端)。回転整流器で直流にして、ロータの磁石を強める。ブラシが無いので火花が出ない。ここが無いと、回っても電気は出ない。 | |
| 端子箱は、固定子の巻線の端=発電した電気の出口。右クリックすると発電量と、ためている電気が見られる。相分離母線は、発電機の電気(約2万V・数万A)を主変圧器へ運ぶ母線で、相ごとに別のアルミの筒に入れる(短絡を防ぐ)=3本並び。つながるのは同じ相の母線・端子箱・主変圧器の低圧碍子だけ。置くだけで形(横・縦・曲がり・T字)が決まり、しゃがんで素手で右クリックすると相が A・B・C と切り替わる。相標示板は、どの相かを一目で分かるようにする札(赤=A相・白=B相・青=C相)。 | |
| 発電所の電気を送電線へ送り出す所を一式で建てる道具。主変圧器→屋外開閉所(母線3条・2回線)→送電鉄塔の順に建つ。選んだブロックの上が主変圧器の正面の下中央になり、開閉所と送電鉄塔は向こうへ伸びる。タービン発電機ビルダーを使った後にチャットで出る場所で使う。チームクエスト中は、相分離母線の立ち下がり3本(A赤・B白・C青)を残して建てる=送電係が手でつなぐ。 | |
| 発電機の約2万ボルトを、送電用の高い電圧(27.5万〜50万ボルト)に上げる。胴の中は絶縁油で、放熱器のフィンとファンで冷やす(ファンは発電している時だけ回る)。コンサベータは油の伸び縮みの逃げ場で、横の窓は油面計。低圧碍子は相分離母線の受け口、高圧碍子は送電線への出口。銘板には容量や電圧、マンホールは中の点検口。一式はビルダーが建て、手で置いたブロックは欠けた所の部品になって直る。 | |
| 発電所の電気を集めて、各送電線へ配る屋外の設備。架構は母線と引込線を空中で支える鉄骨(高さ約20m)、母線は置くだけでつながるアルミ管。遮断器は電流が流れたまま切れる唯一の機械(事故の時は約0.05秒で切る・発電機を電力網につなぐ時に入る)。断路器は電流を切った後に開いて「目に見える切れ目」を作る。変流器・計器用変圧器は電流と電圧を測って保護リレーへ送り、避雷器は雷の高い電圧だけを地面へ逃がす。制御建屋は保護リレー盤と蓄電池が入った開閉所の頭脳。 | |
| 鉄塔は、1つ置くと26段が出る2回線の鉄塔。腕金の先の吊り金具の真下に架空送電線を置くと繋がる。吊る所は6つ(腕金3段×左右)で、実物は3本(三相)で1回線。架空送電線はケーブルと同じように電気を運ぶ(エネクラでは分かりやすさのため、1本でまとめて電気が流れる)。開閉所から鉄塔をつたって、まちの変電所や家へ。 |
エネクラ〈加圧水型〉原子力発電所(PWR) / v1.4 この説明書はゲームの中身(実装)にもとづきます。ゲーム内には社名・製品名・実在の施設名は出していません。加圧水型の部品名は、実物の設備の一般名(蒸気発生器・加圧器・湿分分離加熱器・相分離母線など)で書いています。実在する発電所の名前・社名・型番は、ゲームの中にも、この説明書にも出していません。数字のうち、ゲームの動きに使っている値(出力・圧力・段階・燃料)はゲームと同じで、説明のために添えた実物の値(電圧・本数・高さなど)はゲームの判定には使っていません。
本アドオンは非公式のMODコンテンツで、Mojang / Microsoft の承認を受けたものではありません。NOT an official Minecraft product. NOT approved by or associated with Mojang or Microsoft.
つくった電気が家と電車に届いてはじめて役に立つこと、そしてどこか1か所でも切れると、暮らしも電車もぴたりと止まってしまうこと
v1.4エネクラ.mcaddonこのページの部品 28 種類
このページは「電気を使う側」です。前のページの発電所が電気をつくって送り、この〈暮らし・電車〉がその電気を受け取って、家の家電を動かし、電車を走らせます。v1.3 までは別のファイル(エネクラライフ)でしたが、v1.4 で1つのファイルにまとめました。分電盤も変電所も、発電所から来たケーブルの電気をもらう作りなので、発電機が1台も動いていなければ、家はいつまでも「停電」のままです。
家の入口には分電盤があります。ここは電力会社の線と、家の中の線の境目(責任分界点)で、実物の家にもかならずあるものです。外から来た電気は、分電盤を通ってから屋内配線に入り、家電へ届きます。屋内配線は、外の送電線にはわざと繋がらないようにしてあります。だから電気の通り道は「送電線 → 分電盤 → 屋内配線 → 家電」の一本道になり、境目はいつも分電盤になります。分電盤には「契約」という上限があり、最初は10A=1.0kW。家じゅうで一度に使う電気がこれを超えると、ブレーカーがバチンと落ちて家全体が停電します。
家電には3つの性格があります。冷蔵庫は24時間ずっと食べつづけます(常時200W)。テレビとルームエアコンは、つけている間だけ使います(100Wと300W)。電子レンジと洗濯機は、使う一瞬だけ一気に大食いします(600Wと500W)。10A契約のまま電子レンジと洗濯機を同時に回すと、それだけで1,100W=契約オーバーで落ちます。落ちたら分電盤を右クリックで戻せますし、モニターの「電気工事」で20A・30Aに上げることもできます。ただし契約を上げると、毎月の基本料金も上がります。
そして、この家のいちばんの学びは「電気が無いと困る」ことです。電気が止まると、冷蔵庫の中の食べ物が傷みはじめて、やがて腐った肉になります。猛暑日の昼や寒い日の夜に外にいると体が重くなり、エアコンがついていなければそのままです。掃除機も充電できません。逆に、電気が足りている間はずっと売電のお金がたまり、たまったお金でハウスキーパーロボを雇えます。夜のほうが電気は安いので、洗濯機は夜に回すと得をします。困ることと、得をすることの両方から、電気の値打ちが分かる作りです。
電車も同じ電気で走ります。発電所 → ケーブル → 変電所 → き電線 → 架線柱 → 架線 → 線路、の順に電気が届きます。架線の真下5マス以内にある線路だけが黄色に光り、その光っている区間しか電車は走れません。どこか1マスでも架線が切れていれば、電車はそこでぴたりと止まります。電気は「切れずにつながっている道」でなければ役に立たない——そのことが、線路の光と電車の姿でそのまま目に見えます。
v1.4 では、電車を実物大に作り直しました(1ブロック=1m)。通勤電車は2両、特急電車は3両の編成で、止まっている電車を右クリックすると乗れ、先頭の運転台を右クリックすると、運転席に座って自分で運転(W=加速・S=ブレーキ・何もしない=惰行・ジャンプ=警笛・しゃがむ=降りる)するか、自動運転にするかを選べます。電化路線ビルダーを使うと、半径25mの曲線と駅、直流と交流の2つの変電所がある環状線が一度に建ちます。直流と交流の境目には、電気の来ない「デッドセクション」があります——1957年、敦賀で60Hzの交流電化が日本で初めて行われたことにちなんだ仕掛けです。
電気を「つくる話」ではなく「使う側の話」から教えられます。家の入口にある分電盤が電力会社の線と家の中の線の境目であること、契約には上限があって超えればブレーカーが落ちること、夜の電気のほうが安いこと(洗濯機を夜に回す=ピークシフト)、そして電気が止まると冷蔵庫の中身が傷み、体が重くなり、掃除機も動かなくなること。どれも説明ではなく、困る場面として先に来ます。電車では、変電所から架線までの線が1マス切れただけで電車が止まる姿が見えるので、「送電は切れずにつながっていて初めて意味がある」がそのまま伝わります。契約容量を10Aから30Aへ上げると基本料金も上がる、という選択の重さまで、分電盤ひとつで扱えます。ゴミ箱は分別式です。ほこりは、もえるゴミへ。再処理で出た金属片は、放射線を測って安全を確かめてから金属資源へ戻す——家庭のゴミ分別と原子力のクリアランスが同じ形をしている、という橋をゴミ箱ひとつで渡せます。
| 部品 | 役割 |
|---|---|
| 家の電気の入口であり、出口でもある「関所」。外から来た電気をここで受け取って、屋内配線を通って家じゅうの家電へ配る。使いすぎを見張るブレーカーもこの中に入っていて、契約を超えるとバチンと落ちる。右クリックすると「我が家の電力モニター」が開いて、いま何ワット使っているか、電気代がいくらか、家電ごとの内訳まで見える。モニターの中に「電気工事(契約容量の変更)」と「ハウスキーパーロボを雇う/解雇する」のボタンもある。★ブレーカーが落ちているときの1回目の右クリックは復帰だけで、モニターは開かない(もう一度押すと開く)。壁に埋めて外側の面を1マス出しておくと、外のケーブルをつなぎやすい。実物の家にもかならずある、電力会社の線と家の中の線の境目(責任分界点)にあたる。 | |
| 分電盤から家電まで電気を運ぶ、家の中だけの細い線。置くと、つながる相手がいる方向にだけ自動で腕が伸びる。腕が伸びる相手は屋内配線・分電盤・家電・LED照明の4つだけで、板材や土やガラスには繋がらない。★外の送電線(ケーブル)にはわざと繋がらない作りになっていて、「送電線→分電盤→屋内配線」の順番が必ず要る。電気が来ているときはほんのり光るので、どこまで届いているかが目で分かる。家電どうしの数珠つなぎでも電気は届く。 | |
| 24時間ずっと電気を食べつづける家電(常時200W)。スイッチが無いので、つないだ瞬間から食べはじめる。ブロックの下のほうを右クリックすると27マスの物入れが開いて、生の肉・魚・野菜を入れておける(上のほうを叩くと「扉は下のほう」と案内が出る)。電気が来ている間は中の食べ物が傷まない。でも電気が止まった瞬間から中身も傷みはじめ、やがて腐った肉になる。ブロックを壊すと中身は地面に落ちる。 | |
| 一瞬だけドカンと大食いする家電(使うときだけ600W)。家電の中で一番大きく、ブレーカーを落とす一番の犯人。生の肉・魚・じゃがいもを持って右クリックすると10秒たつと「チーン」と鳴って、焼けたものが自動で持ち物に入る(近くにいないと足元に落ちる)。調理中に右クリックすると残り秒数が見られる。焼けた食べ物はもう腐らないので、持ち歩く食べ物はここで焼いてから持つとよい。素手で右クリックすると、野菜スープ・かぼちゃスープ・具だくさんシチューを作れるキッチン画面が出る。調理中に停電すると一時停止して、電気が戻ると続きから進む。 | |
| ほかの家電が「無いと困る」担当なのに対して、これだけは「かしこく使うと得をする」担当。夜(マイクラ時刻13000〜23000)に回すと、電気の値段が1kWhあたり31円から18円に下がる。何も持たずに回したときは、いまが昼料金か夜料金かをその場で教えてくれる。何も持たずに右クリックすると20秒運転(そのあいだ500W)。防具を手に持って右クリックすると洗い上がって「綺麗な◯◯」や「光り輝く◯◯」に変わる(革・銅・チェーンメイル・鉄は「綺麗な」、金・ダイヤ・ネザライトは「光り輝く」。全28種。v1.3 から洗い上がりはキラキラ光って、洗う前と見分けられる。防御力は元のまま。ただし洗うと新品の状態になり、耐久の減りとエンチャントは消える。耐久は種類にかかわらず同じ値になる)。 ※洗えるのは新品の状態の防具だけ。使い込んで傷んだ防具は洗い上がりにならず、ふつうの洗濯になる。 | |
| つけているあいだ300Wを使う家電。右クリックでON/OFF(ONにしても電気が来ていなければ動かない)。猛暑日の昼(雨の日をのぞく)と、寒い日の夜だけ出番が来る。その時間帯に外にいると体が重くなって歩くのが30%遅くなるが、運転中のエアコンから8マス以内にいれば、その重さが消える。ダメージは絶対に受けない。ふつうの日は何も起きない。猛暑日・寒い日が来るかどうかは、テレビの「でんき予報」で前の日から分かる。運転中は吹出口から白い冷気が下へ流れる。 | |
| つけているあいだ100Wを使う、家電の中でいちばん小さい家電。右クリックすると画面が開き、その中の「電源を入れる/切る」を押すと「でんき予報」が見られる。今日と明日の天気(猛暑日/寒い日/すごしやすい日、晴れ/雨)を前もって教えてくれる。この予報は必ず当たる。アドオンが先に天気を決めて、そのとおりに空を変えているから。明日が雨なら太陽光の発電が落ちるので、今日のうちに備えられる。電気が来ていないと予報は映らない。画面には雲が右へ流れる風景が映る(v1.3 で、画面のアニメが止まっていた不具合を直した)。 | |
| コードレス掃除機を充電する台。掃除機を手に持って右クリックすると預けられ、約10秒で満充電になって完了音が鳴る。素手で右クリックすると受け取れる。充電している間だけ400Wを食べて、終われば0W。先客がいるときは2台目を預けられない。停電中は充電が進まない(預けた掃除機はそのまま残る)。スタンドを壊すと、中の掃除機は充電量を保ったまま地面に落ちる。「電気は貯められる/貯めた分しか使えない」を体で分かるための装置。 | |
| 家に溜まる「ほこり」を吸い取る道具。手に持って使うと、まわり6マスのアイテムとほこりをまとめて吸い寄せる。1回吸うと充電が1減り、満充電は10なので10回ぶん使える。★新品は充電がカラの状態で始まる(手に持った瞬間にカラにされる)ので、まず充電スタンドで充電しないと1回も使えない。充電が0になると「充電が切れました」と出て何も吸えない。ほこりはアイテムではないので、歩いただけでは拾えず、この掃除機でしか回収できない。 | |
| 家の壁のコンセント(v1.4)。屋内配線の一員で、分電盤から屋内配線でつなぐと電気が来る(実物の家も、分電盤から壁の中を通ってここまで電気が来ている)。着る電気の道具を手に持つか着たまま、この前でしゃがむと充電される(約30秒で満タン)。分電盤の内訳には120W(6 J/t)として載る。右クリックすると、電気が来ているかどうかが出る。 | |
| 着る電気の道具(v1.4)。着る(胸の防具の場所)=スイッチで、充電が残っていて、いまの天気に効くときだけ自動で動く。ファン付きジャケットは猛暑日の昼に、服がふくらんで涼しい風を出す(汗を乾かして体を冷やす=気化熱)。電熱ベストは寒い日の夜に、パネルが赤く光ってあたためる(電気で熱そのものを作る)。動いているあいだは、外にいても体が重くならない。満充電60で、ジャケットは約60分・ベストは約15分もつ=同じ「快適にする道具」でも、熱を作るほうが4倍電気を食う。新品はカラなので、まずコンセントで充電する。 | |
| v1.3 から「分別式」になった。分別できるのは、掃除機で集めた「ほこり」と、本体パックの再処理で出る「金属片」の2つ。手に持って右クリックすると「もえるゴミ」「金属資源(クリアランスへ)」の分別先を選ぶ画面が出る。ほこりは、もえるゴミへ。金属片は金属資源へ——放射線を測って、安全を確かめてから資源に戻すことを「クリアランス」といい、正しく分別すると鉄インゴットになって返ってくる。間違えても没収されず、正しい行き先を教えてくれるだけ(罰のない学び。洗濯機と同じ設計)。何も持たずに右クリックすると案内が出る。 | |
| 配線ずみの家を一発で建てる道具。地面を右クリックするとデザイン選択の画面が出て、モダンハウス・石と木の日本庭園風ハウス・ログハウス・レンガの家・氷の家の5つから選べる(間違えて開いたときは先頭の「×」で閉じられる)。9×7の広さで、壁は高さ2、屋根はない(上から中を見学できる)。分電盤・床下と床の屋内配線・家電6台(冷蔵庫/洗濯機/ルームエアコン/電子レンジ/充電スタンド/テレビ)とゴミ箱・ソファがつながった状態で建つので、あとは外から電気を持ってくるだけ。分電盤の外側に本体の送電線が1個だけ置かれるので、そこに自分のケーブルを繋げばよい。★明かりは置かれないので、明るくしたいときは本体パックのLED照明を自分で足す。 | |
| 発電所から来た電気を受け取って、架線へ送る電車の電気の出発点。v1.4 から直流(1,500V)と交流(20,000V・60Hz)の2種類がある(直流は交流を変圧器で下げて整流器で直流にして送る/交流は交流のまま電圧を変えて送る)。6面のどれかに、電気の来ているケーブル(発電所・開閉所・送電線)がつながると受電する。来ている電気が多いほど、遠くの架線まで電気が届く(本物も、遠くは電圧が下がるので数kmごとに変電所を置く)。ケーブルでつながった2つの変電所は、電気を分け合う。右クリックすると、受電中か停電か・来ている電気・架線の何マスまで電気が届いているかが見られる。家の分電盤も、変電所のとなりに置くと受電できる。 | |
| 変電所から架線柱までをつなぐ、太い電気の道。つながった向きにだけ手(腕)が伸びる見た目になる。電気の通り道としては、架線・架線柱と同じ扱い。★v1.2 から、右クリックの案内を外して「置くだけ」のブロックにした(右クリックで反応するブロックは、となりに置くときにしゃがむ必要があったため)。通電しているかどうかは、架線(トロリ線)・線路・変電所のどれかを右クリックすれば分かる。腕は本体パックの変圧器タンクやがいしにも伸びるが、そちらは見た目のつなぎ相手なだけで、電気の判定はしない。 | |
| 架線をぶら下げる柱。縦に積むと、いちばん上だけが腕(ビーム)の付いた頭になり、下は棒だけの見た目に自動で変わる。手で積むだけで本物の架線柱の形になる。頭を壊すと、すぐ下の柱が新しい頭になる。電気が通ると、この柱の真下1〜5マスにある線路も光る。通電中はほんのり明るくなる(明るさ2)。 | |
| 電車の上をずっと通っている電線。この線が生きているところの真下1〜5マスだけ、線路に電気が流れる。架線どうし・架線と架線柱は、置くだけで自動でつながる(上下にもつながるので坂にも沿わせられる)。電気が来ると光る。v1.4 から、銅のトロリ線・ちょう架線・ハンガーの形になった。右クリックすると、通電中か停電中かと、どの方角とつながっているかが出る。壊すと、切り離された側の架線と線路がその場で消灯する。 | |
| 電車が走れる、エネクラ専用の線路(v1.4 で立体に作り直した=コンクリートのまくらぎ・留め金・レールの足と腹と頭・砂利)。バニラのレールの上では、この電車は走らない。真上1〜5マスに生きた架線か架線柱があるとき、レールの頭が黄色に光り、その区間だけ電車が走れる。となりに線路を置くだけで自動でつながり、角に置けば曲がった見た目、1段上のとなりに線路があるとその方角へ登る坂になる。右クリックすると、通電中か停電中かが見られる(分かれ道のマスでは行き先の切り替え、架線の無い線路では隣の架線からこの先へ架線を伸ばす)。★1マスだけだと進む向きが決まらないので、2マス以上つなげて敷く。 | |
| 電車を編成で線路の上に出す道具(実物大・1ブロック=1m)。エネクラ線路か曲線の上で右クリックすると、「通勤電車(2両)」か「特急電車(3両)」かを選べる。駅の近くなら、駅で止まる位置(先頭車がホームの横)に置かれ、扉の開いた所から始まる。つながった輪の上に置くと、自動運転で走り出す(駅名標の駅に止まる)。1つの輪に置ける本数は、編成の長さ+15mずつで輪の長さまで。同じ線路の電車どうしはぶつからず、前の電車に近づくと手前で待つ。線路が短いと置けない(あと何m要るかが出る)。線路以外を叩くと「エネクラ線路の上で使ってください」と出て何も起きない。 | |
| 電化された環状線を一度に建てる道具。直線48m×2と半径25mの半円×2(1周約253m・範囲は約56×99マス)の線路、架線柱と架線ビーム、レールの上5mの架線、高さ1mのホームのある駅、直流と交流の2つの変電所(ケーブルでつながっている)、その境目のデッドセクション、駅の記念碑までが建ち、駅に通勤電車(2両)が1編成置かれる。置く前に範囲の枠が出る。線路の下は落ちない道床の砂利、下が水や空気なら8mごとに橋脚が立つ。建ったら、変電所かケーブルに電気をつなぐと走れる。 | |
| 手で敷いた線路から、90度の曲線(半径25m=実物大の電車が曲がれる大きさ)を敷く道具。エネクラ線路の端か、まっすぐの途中を右クリックして、「右へ曲がる」か「左へ曲がる」を選ぶ。曲線の道床の砂利と、出口のマスの線路が置かれる。始めの線路の上に架線があれば、曲線の架線も付く。通り道の土や石は空ける(取り消しで戻せる)。チェストや看板、ほかの機械があると敷かない。曲線は絵で描いた線路なので、手で1マスずつ壊したり置いたりはできない(取り消すか、下の道床を半分より多く壊すと消える)。 | |
| 電車の運転台(先頭と最後尾)を右クリックするとメニューが出る。止まっているときは「運転席に座る(自分で運転)」「自動運転を始める/止める」「客室に乗る」「近くの村人・動物を乗せる」「乗っている村人・動物を降ろす」「この電車を片づける(消す)」(走っているときは自動運転の切り替えだけ)。村人と動物(近く16マス以内)は、空いた席の前に立って乗る(マイクラの村人と動物には座る形が無いため)。降ろすと、電車のそばへ出る。運転席では W=加速(力行)・S=ブレーキ(止まっている時は扉を開ける・W で閉めて発車)・何もしない=惰行・ジャンプ=警笛・しゃがむ=降りる。運転台の表示に、速さ・力行/ブレーキ・直流/交流/デッドセクション・駅まで何m(線路の終わりが近ければ、終わりまで何m)が出る。片づけるときは、確かめの画面で「消す」を押す(乗っている人は降ろされる)。自動運転は駅で止まり、ホームの側の扉だけ開けて、チャイムのあとに発車する。人が乗っていなくても走る。 | |
| 架線ビームは、架線柱から架線を吊るす腕(ひだつきの長いがいし・水平パイプ・吊り金具・振止め)。デッドセクションは、直流と交流の境目にある電気の来ない架線(電化路線ビルダーは8マス×2か所に置く)。電車は惰行で通り抜ける(運転台の表示に「デッドセクション(電気なし・勢いで通る)」と出る)。標識は区間の両端に付く。本物は敦賀駅の北、北陸トンネルの入口の少し手前にある。電車の章のクエスト「交直の境目を越えろ」は、電車がここを抜けた時にそばにいると達成。 | |
| 線路を支える部品。道床の砂利は、線路の下に敷く落ちない砂利(ふつうの砂利は下が空いていると落ちる)。橋脚は、下が水や空気の所で線路を支える柱。電化路線ビルダーが自動で置くが、手で置くこともできる。 | |
| 駅のホームに建つ石碑で、「交流電化 発祥之地」と「昭和三十二年」と書いてある。1957年(昭和32年)、敦賀で60Hzの交流電化が日本で初めて行われたことを記念する。電化路線ビルダーが駅に置く。 | |
| 線路のそば(6マス以内)に置くと、そこが駅になる。自動運転の電車は、編成のまん中が駅名標の前に来るように止まる(どちら向きに走っていても)。名前は付けない(絵だけ)。右クリックすると、駅になっているかが見られる。壊すと駅が無くなる。 |
エネクラ〈暮らし・電車〉電気の使い道と、電気で走る電車 / v1.4 この説明書はゲームの中身(実装)にもとづきます。ゲーム内には社名・製品名・実在の施設名は出していません。この説明書には、社名・ロゴ・製品名・型番・実在の施設名を書いていません。ゲームの中の部品も、分電盤・変電所・架線のような一般の名前だけです。そして、うまくいくところだけを作ってはいません。原子力では、廃棄物が溜まれば運転は止まりますし、止めたあとも冷やし続ける必要があります。〈暮らし・電車〉の側も同じで、電気が足りなければ家は止まり、冷蔵庫の中身は傷みます。
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