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エネクラ 取扱説明書 v1.4

電気は、どこで生まれて、どこへ行くのか。

マインクラフトの中に、電気がうまれてから家のあかりがつくまでを、そのまま持ちこんだ教材です。 配っているのは1つのファイル(エネクラ.mcaddon)です。この説明書は、その中身=持ち物一覧に出る227種類すべてと、動かし方をまとめたものです。 本体(発電・送電・火力・沸騰水型・核燃料サイクル)→ 加圧水型 → 暮らし・電車 の順に並べています。

v1.4エネクラ.mcaddon全227種類

クエストの答えは「エネクラクエスト 攻略本」に。エネクラクエストフォンで受けるクエストの目的・ヒント・答えは、 攻略本(enecra.jp/quest)にまとめてあります。この説明書は、ブロック1つずつの使い方と数字の本です。
01エネクラ〈本体〉発電・送電・火力・原子力(BWR)・核燃料サイクル・クエスト本体・発電と送電・v1.4・100種類02エネクラ〈加圧水型〉原子力発電所(PWR)原子力・加圧水型(v1.4)・v1.4・99種類03エネクラ〈暮らし・電車〉電気の使い道と、電気で走る電車暮らし・電車・v1.4・28種類
本体・発電と送電

エネクラ〈本体〉発電・送電・火力・原子力(BWR)・核燃料サイクル・クエスト

同じ電気でも、つくり方によって止まる理由がちがう。夜で止まる電源と、24時間止まらない電源を混ぜると、街の明かりは消えない

v1.4エネクラ.mcaddonこのページの部品 100 種類

原子炉建屋からタービン建屋、送電線、そして明かりまで
太陽光発電機太陽光発電機
発展型太陽光発電機発展型太陽光発電機
風力発電機風力発電機
水力発電機水力発電機
ケーブルケーブル
蓄電池蓄電池
街の電力モニター街の電力モニター
ブラックLEDブラックLED
圧力容器 外殻圧力容器 外殻
制御棒制御棒
燃料集合体燃料集合体
再循環ポンプ再循環ポンプ
主制御盤主制御盤
廃棄物容器廃棄物容器
非常用ディーゼル発電機非常用ディーゼル発電機
復水器復水器
おもな設備(エネクラ v1.4 の実物を撮った絵)

エネクラアドオンについて

このアドオンは、電気が生まれてから、送られて、明かりがつくまでを、マインクラフトの中にそのまま持ちこんだものです。発電のしかたは、太陽光・発展型太陽光・風力・水力の4つと、原子力(沸騰水型=BWR。加圧水型=PWR は次のページ)。どれも同じケーブルの網につながり、同じ明かりをともします。ちがうのは入口だけです。

いちばん最初に気づくのは、電気は「同じ蛇口から同じだけ出るもの」ではない、ということです。太陽光は真上の列に葉っぱが1枚あるだけで0になり、夜(時刻13000〜23000)はゼロ、雨と雷雨の日は8割減ります。風力は高いところほど強く、ふつうの地面のY=64だと最大の4分の1くらいしか出ません。水車は水が右から当たれば時計回り、左から当たれば反時計回りに回り、左右おなじ量だと押す力が打ち消しあって止まります。監視盤の数字とゲージを見ながら、その場で増えたり減ったり止まったりするのが分かります。

つくった電気は、ケーブルを1マス進むごとに1%ずつ減っていきます。100マス先には約37%しか届きません。だから発電所の近くほど明るくつきます。明かりや機械に電気が行きわたって、それでも余った分だけが蓄電池にたまり、夜や雨で発電が落ちるとそこから流れ出します。街の電力モニターを1枚置けば、いま何がどれだけ発電していて、それでおうち何軒ぶんになるかが、1枚で見えます。

原子力(BWR)は、手順そのものが遊びになっています。まず、発電所も動きだすまでは外の電気を借ります。太陽光や風力からケーブルを引いて所内電源盤につながないと、原子炉は起動できません。次に、水は炉の下に張るのではなく配管で届けます。しかも川や海の水はそのままでは炉に入れられません。そして沸いた蒸気には行き先が要ります。タービンまで蒸気パイプがつながっていないと温度が上がりつづけ、600度で警報、900度で制御棒が自動で入って緊急停止します(v1.3 から温度は実物と同じ数字で表示します。時間だけ体験サイズに縮めています)。

そして、うまくいくところだけを作ってはいません。ウラン燃料1個は4分で燃え、燃やしたぶんだけ放射性廃棄物が生まれます。炉に5個たまると発電所は止まります。廃棄物容器は右クリックしても空になりません。満杯になったら、こわして中身ごと運び、新しい容器と交換します。世界のどこにも最終処分場は用意していないので、ドラム缶は自分で並べていくことになります。止めたあとも約45秒は崩壊熱が出つづけ、給水を切らすと温度は上がります。ほんものと同じです。

v1.1 から、使い終わった燃料の行き先も入りました。原子炉から出た使用済燃料を工場へ運びこみ、切って、溶かして、ウランとプルトニウムに分け、もう一度燃料にします。作った燃料は炉に入れて発電できます——燃料が一周します。そのうえで、どうしても残るものもあります。ガラス固化体と金属片は貯蔵庫にたまり、その先の行き先はゲームの中にも用意していません。実物と同じです。

v1.3 では、火力発電所が入りました。石炭を貯炭場に入れ、ベルトコンベアで運び、微粉炭機で小麦粉のような粉にひいて、火炉で燃やします。沸いた蒸気は汽水ドラムから蒸気パイプでタービンへ——原子力とまったく同じタービン・同じ発電機を回します。ちがうのは熱の作り方だけ、という発電の共通構造が、2つの発電所を並べると見えてきます。そして煙もそのまま外へ出しません。脱硝装置・電気集塵機・脱硫装置が煙をそうじして、集めた灰(フライアッシュ)と石膏は取り出せる——排煙のあとしまつまで含めて火力発電です。

v1.4 では、2つだったファイルを1つにまとめました。〈暮らし・電車〉も同じファイルに入っているので、入れるのも有効にするのも1つだけです。原子力は、沸騰水型(BWR)に加えて加圧水型(PWR)が入りました(次のページ)。そして、エネクラクエストフォンでクエストを受けられるようになりました。フォンでクエストを受けると、画面の上に「つぎの一手」が出て、発電所を組み立てる順番を案内します。答えはサイトの「エネクラクエスト 攻略本」にまとめてあります。

いちばんの学び

電気の量が「その場の条件で決まる」ことを、数字とゲージで確かめられます。太陽光は真上にガラスが1枚あるだけで0になり、風力は塔を1段積むごとに出力が伸び、水車は水の当たる側が左右そろうと止まります。そのうえで、夜や雨で落ちる電源と24時間止まらない電源を混ぜると街の明かりが消えない、という電源の組み合わせの意味が、街の電力モニター1枚で見えます。原子力は手順そのものが学習内容です。外の電気を借りて起動し、水を配管で届け、蒸気の行き先を用意し、止めたあとも約45秒は冷やし続ける——この順序を守らないと動きません。そして燃やせば必ず廃棄物が生まれ、それは消えず、置き場が無ければ運転そのものが止まります。v1.3 の火力は「調整役」です。弱と強を切り替えると発電量と石炭の減りが連動して、太陽や風の変動を火力が埋める——いまの電力系統の分業がそのまま体験できます。そして燃やせば灰と石膏が残り、煙は3つの装置でそうじしてから外へ出す。ここでも「出したもののあとしまつ」までが発電です。

覚えておくと効く数字

50 J/t = 1.0kW
太陽光発電機の出力
おうち1軒ぶん(この世界では1軒=1.0kWで数える)。夜(時刻13000〜23000)は0、雨と雷雨は0.2倍=8割減
300 J/t = 6.0kW(無印の6倍)
発展型太陽光発電機の出力
空の見え方・夜・雨のきまりは無印とまったく同じ。太陽を追いかける動きはしない
60〜480 J/t = 1.2〜9.6kW
風力発電機の出力
Y=24以下で最小、Y=320で最大。ふつうの地面のY=64だと約2.3kW。さらに風そのものが0.5〜1.2倍にゆれ続ける
22.5 J/t = 450W
水力発電機の最大出力
4種でいちばん小さい。ふつうの水は片側3マスで約0.23kWが上限。満出力を出すには片側に落ちてくる水(滝)を当てる
16,000 J/t = 320kW
原子力タービンの出力(発電機端子1台)
太陽光発電機320枚ぶん。再循環流量で0.5/0.7/1.0/1.3倍に変わる
2.5 J/t = 50W
LED照明1灯の消費
5種とも同じ。電気が切れても最大2秒は点いていて、そのあと消える。点いている明かりのまわり32マスには敵モンスターがわかない
1マス進むごとに1%
送電ロス
100マス先には約37%しか届かない。1本の網でたどれるケーブルは1024本まで、その先は圏外
400,000 J = 0.11kWh
蓄電池の容量
ゲーム内の表示は「おうち1軒を約7分」。明かりや機械に行きわたって、それでも余った分だけがたまる
4分(流量=中のとき。炉に5個ぶん=20分まで)
ウラン燃料1個の持ち
燃やすと放射性廃棄物が1つ溜まる。炉に5つ溜まると運転が止まる。再循環流量でも変わる(自然循環0.5倍=8分/低0.7/高1.3倍=約3分)。復水器が効いているとさらに約1.5倍長持ちする。ビルダー直後はポンプが無通電=自然循環なので、最初に測ると8分になる。
運転286度/警報600度/自動停止900度
原子炉の温度
実物と同じ数字で表示する(時間だけ体験サイズ)。900度は実物で燃料の被覆管が傷みはじめる温度。再起動できるのは95度(冷温停止)まで下がってから。止めたあとの崩壊熱は約45秒つづく
5体
再処理1回にいる使用済燃料
原子炉の廃棄物が満杯になる量とちょうど同じ。廃棄物容器で工場のプールまで運ぶ
20体
受入れ貯蔵プールの上限
廃棄物容器1杯ぶん=オートラン4回ぶん。いっぱいになったら再処理して空きを作る
60 J
オートラン1回の電気
管理盤に受電していないとスイッチが入らない。工場の定格は4 J/t=80W相当で、家1軒より重い消費者
約20秒
オートランにかかる時間
クレーン→せん断→溶解→分離→精製→脱硝→貯蔵の6工程。待ち時間ではなく、歩いて見学する20秒
1体
炉に同時に入れられるMOX
実物でも炉内の燃料の3分の1ほどまで。作ったMOX粉末を原子炉のノズルに入れて発電できる
全長39×幅7×高さ7
工場の大きさ
再処理工場ビルダーを地面に右クリックすると、この断面がそのまま建つ。前面のガラスから中が見える
弱 6,400 J/t=128kW / 強 12,000 J/t=240kW
火力タービンの出力(発電機端子1台)
原子力(320kW)の0.4倍/0.75倍。強にすると発電は約1.9倍、石炭は1.8倍のはやさで減り、炎の量は2倍になる
弱で約60秒
石炭1個の持ち
強だと1.8倍はやく減る。貯炭場は1か所に石炭64個(1スタック)まで、微粉炭機は粉8個ぶんまで持ち置きできる
石炭5個ごとに1つずつ
灰と石膏(火力の副産物)
電気集塵機に灰(フライアッシュ)、脱硫装置に石膏がたまる。各20個まで。素手で右クリックで取り出せる(装置が建っていないとたまらない)
幅約11×奥行き約9×高さ約12
火力発電所の大きさ
火力ボイラービルダーが一式建てる(ボイラー本体は5×5×高さ8。高さは煙突のてっぺんまで)。タービン建屋は別途タービンビルダーで
21本(5つの章)+チームクエスト
エネクラクエスト
電気の基本・暮らし・火力・原子力・電車。答えはサイトの「エネクラクエスト 攻略本」に

部品ずかん — 何がどんな役割?(100種類)

部品役割
太陽光発電機太陽の光を電気に変える板。上に空が見えているあいだだけ発電し、ピークは50 J/t=1.0kW=おうち1軒ぶん。夜(時刻13000〜23000)はゼロ、雨と雷雨は0.2倍まで落ちる。真上の列にガラス1枚・葉っぱ1枚でもあると、その時点で0になる。4つの発電機のなかでいちばん置くのが簡単で、しかも作業台で作れる(ガラス・レッドストーン・鉄・銅)。右クリックで監視盤、しゃがみながら右クリックで画面すみの電池パネル。
発展型太陽光発電機大きなパネルの太陽光発電機。仕組みは無印とまったく同じ関数を通っていて、ちがうのは出力が6倍(300 J/t=6.0kW)であることと見た目だけ。太陽を追いかける動き(追尾)はしない。夜ゼロ・雨0.2倍も同じ。見た目は3×3ブロックぶんの大きさだが、ブロックそのものは1マスで、空を見ているのも真上の1列だけ。
風力発電機風でブレードを回して発電する。時刻も天気もいっさい見ていないので、夜でも雨でも24時間止まらない。強さは高さで決まり、Y=24以下は最小の60 J/t(1.2kW)、Y=320で最大の480 J/t(9.6kW)。ふつうの地面のY=64だと約2.3kW。風は約70秒周期のゆっくりした波と約19秒の脈動で0.5〜1.2倍にゆれ続けるので、数字はいつも動いている(機体ごとにずらしてあるので、隣どうしでも数字はそろわない)。羽根の位置=本体の4マス上が空に抜けていないと止まる。監視盤に風速・ハブ高さ・回転数が出る。
水力発電機水車を水にあてて回し、その回転で発電する。昼夜も天気も関係ない。大事なのは水がどちら側に当たるかで、右なら時計回り、左なら反時計回り、左右おなじ量だと打ち消しあって止まる。見ているのは水車の絵の回転面の3×3だけ(軸の真上・真下は押しても回らないので数えず、実質6マス)。ふつうの水は片側3マスで約0.23kWが上限で、片側に落ちてくる水(滝)を当てると重み2で数えて最大の22.5 J/t=450Wになる。4種でいちばん小さい発電機。
ケーブル電気の通り道。となりに置いたブロックへ自動で腕をのばしてつながり、電気が流れているあいだは見た目が変わって光る。1マス進むごとに1%ずつ減るので、遠くへ運ぶほど届く量が少なくなる。1本の網でたどれるのは1024本までで、その先は圏外になって1Jも届かない。1秒ごとに自分でとなりを見直して腕の向きを直すので、置き直しでズレても放っておけば直る。右クリックしても何も出ない。太陽光発電機と並んで、作業台で作れる2つのうちの1つ。
LED照明5種(ブラックLED・真鍮LED・ブルーLED・フィラメントLED・提灯LED)電気が届くと光る明かり。中身は5種ともまったく同じで、1灯あたり2.5 J/t=50W、点いているあいだは光レベル15(最大)。ちがうのは見た目だけ(提灯LEDは v1.4 で入った和風の灯りで、和紙ごしの暖かい色で光る)。ケーブルにじかに接していないと点かない(1マスでも空けるとだめ)。電気が切れても100Jのため置きぶん、最大2秒は粘ってから消える。点いている明かりのまわり32マスには敵モンスターがわかない。
プロジェクター電気で動く、画像を空中に映す投影機(v1.4)。電気の受け方は LED と同じで、ケーブルか屋内配線の隣に置く(7.5 J/t=150W・LED 3灯ぶん)。右クリックすると入っている10枚の画像が並び、選ぶと大きさ(横長の小・中・大/縦長の小・中・大の6通り)を選べる。画像はプロジェクターの真上に浮かび、置いた人の方を向く(前後どちらから見ても表)。電気が来ていない時は映らない。自分の画像を映すには、PC の Minecraft のフォルダ(com.mojang)の resource_packs の中のエネクラのフォルダ > textures > projector_images に、1.png〜10.png の名前で入れて(同じ名前の画像と入れ替えて)、Minecraft を開き直す。配った時の10枚は、入れ方を書いた絵。横長の写真は「横長」、縦長の写真は「縦長」で映すと引き伸ばされない。エネクラを入れ直すと、入れた画像も元に戻るので、別の場所にも取っておく。
街の電力モニターワールド全体の発電を1枚にまとめて見せる掲示板(発電機ではない)。発電中◯台/接続◯台、街の総発電出力kW、おうち◯軒(1軒=1.0kWで数える)=約◯人の街、売電収入 約◯円/h(16円/kWh)、エネルギーミックス(太陽光・発展型太陽光・風力・水力・原子力タービン・非常用ディーゼルを出力の大きい順)、蓄電池の台数、電源の組み合わせのレーダーと総合評価◯/25が出る。ワールドじゅうを探し回っているのではなく、発電機のほうが自分から名乗り出た数字を集めている。
蓄電池電気をためておく箱。エネクラでただ一つ、もらうことも送り出すこともできるブロック。容量は400,000J=0.11kWh=おうち1軒を約7分。明かりや機械に電気が行きわたって、それでも余った分だけがたまる(送り先のいちばん最後に回されるため)。夜や雨で発電が落ちると、ここから流れ出す。上のフタの色が赤(残量0)・黄(20%以下)・緑(残りあり)に変わるので、遠くからでも残りが分かる。
エネクラクエストフォンエネクラクエストを受けるための持ち物(v1.4)。持ち物一覧の「発電・送電」のフォルダにある。手に持って使う(パソコンは右クリック)とホームに「クエスト」と「チーム」が出る。「クエスト」の一覧は、[済]=達成したもの・[今]=受けているもの・[可]=受けられるもの。受けたいクエストを押すと(好きな順に・1つずつ)、画面の上にクエストの名前と「NEXT:つぎの一手」が出て、「LAST:」に変わったらその1手で達成。数えるのは受けてからしたことだけで、記録は一人ひとり別。達成したクエストは「達成したクエストを見る」で目的・答え・達成した日が見られる。「チーム」からは、4人の係で1つの加圧水型発電所を建てるチームクエストに入れる。
ビルダー取り消し(新しい順に1回ずつ戻す)ビルダーで建てた物を、使う前の姿に戻す道具。人ごとに、使ったビルダー8回分を覚えていて、使うたびに新しい順に1つずつ戻す(何を戻したか・あと何回戻せるかが出る)。建てた場所にもともとあったブロックも元に戻る。自分以外の人が建てた物は戻さない。建てた後に手で置いた物(ビルダーが空けておいた所につないだ配管など)は残す。覚えているのはワールドを出るまで=間違えた直後に使う道具。
沸騰水型原子炉BWRビルダー原子炉の入れ物を一発で建ててくれる道具。圧力容器(5×5×8)・制御棒駆動室・気水分離器・蒸気乾燥器・主制御盤・所内電源盤・再循環ポンプ2台までをまとめて置く。手に持って地面を右クリックすると、自分の向いている方向の2マス先が5×5の中心、クリックした高さの1つ上が土台になる。ウラン燃料・3種の配管・給水/高性能/循環水ポンプ・ケーブル・タービン建屋は置かない(再循環ポンプ2台と、中心柱の燃料集合体2つ+制御棒までは建つ=炉としては最初から認められている)=配管とケーブルは自分でつなぐ、という作り。建った直後は必ず「停止(制御棒 全挿入)」から始まり、前にそこにあった炉の記録は消される。
圧力容器(外殻・曲面角・ドーム・遮へいガラス窓)中の水と蒸気を高い圧力のまま閉じこめる、いちばん外側の守り。土台25+胴96+ドーム25の合わせて146マスが1マスも欠けずにそろって、はじめて「構造完成」になる。曲面角は、本物の圧力容器が円筒であることを、四角いマイクラの中で丸みとして見せるための部材。遮へいガラス窓は放射線をさえぎりながら中がのぞける壁で、ビルダーは角とノズル以外を全部これにするので、上から下まで炉の中が見通せる。
制御棒駆動室・再循環ノズル制御棒駆動室は、圧力容器の下にある、制御棒を出し入れする機械の部屋(人はいない)。BWRの制御棒が下から入るのは、この部屋があるから。再循環ノズルは圧力容器の水を出し入れする太い口で、ここに再循環ポンプがつながる。どちらも炉のいちばん下の段=土台の25マスの一員として、構造の判定に数えられる。
原子炉ノズル炉に水を入れるための口で、同時に運転員の小さな操作盤でもある。給水パイプはここにしかつながらない。ウラン燃料を持って右クリック=装填。素手で右クリック=燃料の残り・温度・水位・給水・炉心流量が読める状態パネル。緊急停止中でも温度が95度(冷温停止)まで下がっていれば、ここを右クリックして再起動できる。しゃがみながら右クリックすると、入力(緑)と出力(赤)の見た目が切り替わる。
主蒸気ノズル沸いた蒸気が炉から出ていく口で、蒸気パイプの出発点。胴のいちばん上の段の側面にあり、ビルダーは胴のいちばん上の段の側面に置く(自分で上鏡の中央に置いても構造は成立して動く)。本物のBWRでも主蒸気の口は側面にあって、ドームの真ん中にあるのはヘッドベント/スプレイという別の口。
気水分離器・蒸気乾燥器沸いたばかりの蒸気には水しぶきが混ざっている。気水分離器がぐるぐる回して水を振り分けて炉に戻し、蒸気乾燥器が波板のあいだを通して最後の水分を取りのぞく。乾いた蒸気だけをタービンへ送ることで、タービンの羽根が水滴で削られるのを防ぐ。両方そろうと原子炉ノズルのパネルの「乾き度」が99.9%と出る。無くても発電そのものはできる。
主制御盤発電所の中央制御室。今の状態と「次にやること」が1行で出るので、迷ったらまずここを見る。ボタン1=起動(制御棒 引き抜き)/停止(制御棒 挿入)、ボタン2=SCRAM(緊急停止)/SCRAM解除。起動は、構造・燃料・水・廃棄物・SCRAM解除・所内電源がすべてそろって「起動ボタンを押そう」になったときだけ通る。足りないものがあると、押しても起動せず理由だけが出る。1回の起動で所内電力を20J使う。
所内電源盤外から来た電気を主制御盤へ中継する受電盤。発電所も、動きだすまでは外の電気を借りないと何もできない。ここにケーブルが1本もつながっていないと炉は起動できず、主制御盤にケーブルを直づけしても通らない。ケーブルと同じで電気を通すので、送電網の途中に混ぜても電気は止まらない。
給水パイプ・蒸気パイプ・燃料パイプ3種類の配管。給水パイプは水を運び、ポンプ・復水器・復水貯蔵タンク・循環水ポンプ・原子炉ノズルだけをつなぐ(給水中は配管の芯が白く光る)。蒸気パイプは主蒸気ノズルからタービン蒸気入口までを結ぶ主蒸気管で、最低1本は要る。ノズルと入口をじかにくっつけただけでは蒸気は届かない。燃料パイプは燃料タンクから炉へウランを送り、炉から廃棄物容器へ放射性廃棄物を運ぶ。行きも帰りも同じ配管を使う。
制御棒・燃料集合体炉の中心の柱。燃料集合体2つの上に制御棒が乗ってはじめて、炉として認められる。燃料集合体で熱が生まれ、制御棒が核分裂の勢いを止める。運転すると下がり(引き抜き)、止めると上がる(挿入)。位置はノッチ00(全挿入)〜48(全引き抜き)で読み、実物の中央制御室と同じ読み方になっている。通常の引き抜きは約8.5秒、緊急停止は約1.5秒で一気に入る。この炉の記録(燃料・温度・水位・廃棄物)はぜんぶ制御棒の場所にひもづいて保存されているので、制御棒を壊すと記録が消える。
二酸化ウラン燃料・燃料タンクウラン燃料1個で4分ぶん動く。炉の中には5個ぶん=20分までためられる。復水器で水を再利用できていると1.5倍長持ちする。燃料タンクは10個までためられ、燃料パイプで炉につないでおくと、炉の残りが1個ぶんを切ったときに自動で1個送ってくれるので、いちいち入れに行かなくてすむ。ウラン燃料に作業台のレシピは無い(作れるのは太陽光発電機とケーブルの2つだけ)ので、クリエイティブの持ち物一覧「原子力BWR」のグループから取り出す。
再循環ポンプ炉の中の水を回して、燃料のまわりの泡(ボイド)を掃き出すポンプ。BWRの心臓で、これで出力を変える。ケーブルで給電し、右クリックで流量を低(0.7倍)→中(1.0倍)→高(1.3倍)と切り替える。電気が来ていないと自然循環あつかいになって0.5倍=出力が半分になる。流量を上げるほど窓から見える泡の量と種類が変わる。運転中に全部止まると「再循環ポンプトリップ」になり、制御棒を動かさなくても炉が自分から静かになる。
地震試験ボタン(訓練用)模擬の地震を起こす訓練用の道具。手に持って使うと画面がゆれて地鳴りがし、まわり64マスの人に「加速度大トリップ!運転中の原子炉◯基を自動スクラム」と出る。そのワールドで運転中の炉が全部その場で緊急停止し、同時に主制御盤の所内電源が空になる。そのあと非常用ディーゼル発電機がちゃんと自分で立ち上がるかを見る、という一連の訓練ができる。
タービンビルダー(デザイン1)タービン建屋を一発で建てる道具。タービン・むきだしの回転軸・発電機・復水器3個までまとめて置く。手に持って地面を右クリックすると、クリックしたところが手前の端になり、向いている方向へ幅3マス・長さ10マス・高さ4マスで建つ。原子炉は建てないので、BWRビルダーと2本立てで使う。
タービンと発電機の部材(タービン外殻パネル・タービン軸受・構造用ガラス・タービン蒸気入口・軸受台・発電機外殻・発電機軸受)手で組むときの部品。タービンは3×3×5で、中の空洞がちょうど3マス、その両端がタービン軸受、まわりが外殻・軸受・蒸気入口・構造用ガラスで囲まれていること。中の空洞3マスをぐるりと囲む24マスと、その両端の軸受は、この4種以外が1マスでも混ざると見つけてもらえない(妻面の外側までは見ていない)。構造用ガラスは中で羽根が高速で回っているのを見せるための窓で、強い壁の一員として数えられる。タービン蒸気入口はタービン軸受の真上に置き、そこが蒸気パイプの終点になる。軸受の外側に軸受台2つ→発電機軸受→3×3×3の発電機(27マスが外殻・端子・軸受だけ)と並ぶと、回転が発電機まで届く。
発電機端子できた電気をケーブルへ送り出す口。原子力の電気は必ずここから出ていく。1台で16,000 J/t=320kW=太陽光発電機320枚ぶん。街の電力モニターには「原子力タービン」として出る。右クリックで回転数(1500rpm・50Hz同期)と出力の監視盤、しゃがみながら右クリックで画面すみの電池パネル。
給水ポンプ・高性能ポンプ・循環水ポンプ(CWP)どれも電気で動くポンプで、1台2 J/t(40W相当)を使う。給水ポンプは炉へ水を押し込む係だが、海や川の生水をくみ続けるとゴミ・貝・藻でつまる(取水しているあいだ0.5秒ごとに0.8%=だいたい1分に1回)。つまると電気だけ食って水が出ないので、右クリックで清掃する。高性能ポンプは固形物がそのまま通せる構造なのでつまらない。水を送る性能は給水ポンプとまったく同じで、ちがうのは詰まらないことと、右クリックで標準ポンプとの比較表が開くことの2つ。循環水ポンプは海や川から冷たい水をくみあげて復水器へ送る、発電所でいちばん大きなポンプ。
復水器・復水貯蔵タンク(純水)復水器は、タービンを回し終えた蒸気を冷たい水で冷やして水に戻す装置。戻した水はまた炉へ送るので、水がぐるぐる回る閉ループになる。±3マス(高さ-1〜+2)に水があるか、循環水ポンプが給水パイプでつながっていれば冷却成立。冷やせていると燃料が1.5倍長持ちする。発電所が海のそばにある理由が、ここで体験できる。復水貯蔵タンクは炉に入れてよいきれいな水(純水)のタンク。川や海の水はさびたり放射化したりするので炉には入れられず、タンクの水は起動用で、運転している間は減り、30秒ほどで尽きる(止まっている間と、閉じた輪の間は満ちていく)。運転を続けるには、冷やされた復水器を給水ラインにつないで、復水器から水が戻る閉じた輪にする(本物も同じ。タンクは起動と、少しずつ減る分を足すため)。タンクを右クリックすると、のこりの水と、閉じた輪になっているかが出る。
廃棄物容器炉から出た放射性廃棄物をためるドラム缶。20個まで入る。燃料パイプで炉につないでおくと、炉にたまった廃棄物が0.5秒ごとに1個ずつ移ってくる。満杯になるとふたの帯が赤くなる。右クリックしても空にはならず、中身を見るだけ。満杯になったら、こわして中身ごと持ち運び、新しい容器と交換する(置き直せば続きからたまる)。世界のどこにも最終処分場は用意していないので、ドラム缶は並べていくことになる。廃棄物は消えない。
非常用ディーゼル発電機ふだんは眠っていて、縦横高さ16マス以内の原子炉が緊急停止したり崩壊熱を出したりすると、自分で目を覚まして発電を始める。外の電気が止まっても給水ポンプと制御盤を生かしつづけるための、最後の備え。出力は8 J/t=160Wで、ポンプ数台と所内電源をまかなうだけの非常出力。燃料を入れる操作はなく、自動で起動する。エネクラでこれだけが燃やして発電する機械なので、再生可能エネルギーの仲間ではなく、カタログでも原子力のグループに入っている。
再処理工場ビルダー地面に右クリックすると、再処理工場が丸ごと1回で建つ道具。全長39×幅7×高さ7で、受入れ・貯蔵/せん断・溶解/分離/精製/脱硝/製品貯蔵の6工程が、実物のパンフレットの断面図と同じ順で並ぶ。前面はガラスなので、外から中の工程がぜんぶ見える。手で1つずつ並べても機械としては動くが、配管のつなぎ方まで含めて正しく建てたいなら、これを使うのが確実。
受入れ貯蔵プール工場の入口。原子炉から出た使用済燃料を廃棄物容器で運んできて、プールに右クリックすると、容器の中身が水の中へ沈む。容器は空になって手元に返る(実物と同じ)。20体まで入り、再処理1回に5体使うので、満杯なら4回ぶん。空の容器を持って右クリックしても何も入らない。使用済燃料はごみではなく、まだ使えるものが残っている——だから再処理する、という入口の説明がここに出る。
輸送キャスク使用済燃料を運ぶための、分厚い金属のふた付き容器を模した置きもの。工場の見た目を作るための部材で、実際に燃料を運ぶのはゲームの中では廃棄物容器の役目。
走行クレーンプールの上を走るクレーンの台座。置いた瞬間にクレーン本体が現れる。オートランを始めると、水の中から燃料集合体を引き揚げて、せん断機まで運ぶところが目の前で動く。工程1にあたる。
せん断機工程2。運ばれてきた燃料集合体を、刃が3回動いて約3〜4cmに切る。切ったものはシュートを落ちて溶解槽へ。溶けずに残った被覆管などの金属片は、隣の金属片容器へ自動でたまる。置いた瞬間に刃が現れるので、手で並べても機械として動く。右クリックすると工程の説明が出るが、動かすのは管理盤のスイッチ。
溶解槽工程2の後半。切った燃料を硝酸で溶かして液体にする。ここから先は液体のまま工程を進む。
遠心抽出器工程3。回転して、混ざった液をウラン・プルトニウム・核分裂生成物の3つに分ける。オートラン中は本体が回り、管の中を色のちがう液が流れていくのが見える。
分離塔工程3で分けたものを受ける塔。ゲームの中では色で見分ける——黄色がウラン、紫がプルトニウム、緑が核分裂生成物、赤が被覆管の金属片。
精製塔工程4。分けたウランとプルトニウムを、それぞれきれいにする。黄色はウランの塔へ、紫はプルトニウムの塔へ流れる。
脱硝炉工程5。きれいにしたウランとプルトニウムを同じ量ずつ合流させ、硝酸を飛ばして粉にする。ここでMOX粉末になる。
製品貯蔵庫工程6=出口。できた製品がたまる棚。右クリックでMOX粉末、しゃがみながら右クリックでウラン酸化物を1つ取り出せる。1つできるたび・1つ取り出すたびに棚の見た目が変わる(棚は3段までなので、3つ以上は同じ見た目)。実物では使用済燃料1,000kgからMOX燃料100kgと回収ウラン燃料130kgができる。
ガラス固化溶融炉分けたあとに残る核分裂生成物を、高温でガラスに溶かし込んで固める炉。液体のままでは扱えないものを、動かない固まりにするための工程。
ガラス固化体貯蔵庫固めたガラス固化体を保管する庫。20本まで。右クリックで1本取り出せるが、取り出しても行き先は無い。30〜50年ここで冷ましてから、地下300mより深くへ埋めることになっているが、その処分場はまだ決まっていない。ゲームの中にも用意していない——いまの日本と同じ状態を、そのまま置いてある。
金属片容器せん断機で切ったときに出た、溶けない金属片(被覆管など)が自動でたまる容器。右クリックで1つ取り出せる。これも最終的な行き先は無い。
再処理管理盤工場のスイッチ。右クリックでオートランが始まり、6工程が約20秒かけて順に動く。押す前に3つ確かめている——工場の部材がそろっているか(足りなければ何が無いか出る)、プールに燃料が5体以上あるか、電気が60J以上たまっているか。ケーブルをここにつないで受電する。工場の部材は管理盤から18マス以内を探すので、管理盤は工場の真ん中に置く。ワールドを途中で閉じてしまっても、次に押したときに自分でリセットして燃料をプールへ戻す。
工程配管(サイトグラス付き)工程どうしをつなぐ管。ケーブルと同じで、つながっている向きに合わせて自動で形が変わる。透明な窓(サイトグラス)が付いていて、オートラン中は中を液が流れるのが見える。壁やのぞき窓を貫いて通せる(実物の配管も壁を貫通する)。
工場用LED天井から下がる蛍光灯の形をした工場の明かり。v1.1 で、それらしい形に作り直した。
再処理 鉄骨/壁パネル/のぞき窓パネル/足場グレーチング/槽の外殻工場の建屋を作るための部材5種。鉄骨で骨組みを組み、壁パネルで囲い、のぞき窓パネルで中を見せ、グレーチングで通路を渡し、槽の外殻でタンクや塔の胴を作る。自分で工場を設計したいときに使う。
MOX粉末/ウラン酸化物/ガラス固化体/金属片再処理でできる4つ。MOX粉末はウランとプルトニウムを混ぜたもので、原子炉のノズルに入れて発電できる(同時に入れられるのは1体まで)。ウラン酸化物は取り出したウランで、少し濃縮し直せばふつうの燃料として燃やせる。使用済燃料の95%はまだウランなので、捨てずに取り出す。残る2つ——ガラス固化体と金属片は、燃料に戻らない。
火力ボイラービルダー火力発電所のボイラー側を一発で建てる道具。手に持って地面を右クリックすると、クリックした場所がボイラーの中央になり、貯炭場→ベルトコンベア→微粉炭機の給炭列、火炉とバーナー面、汽水ドラム、脱硝装置・電気集塵機・脱硫装置・煙突の排煙列、給水タンクとポンプ、汽水ドラムまでの給水パイプまで一式が建つ。微粉炭管・炉底ホッパー・伝熱管といった細かい部材も、正しい場所に敷いてくれる。タービン建屋は建てないので、タービンビルダーと2本立てで使う(原子力とまったく同じ建屋でよい)。
貯炭場石炭の置き場。石炭(ふつうのマインクラフトの石炭)を手に持って右クリックすると投入され、山が育っていく。1か所に64個(1スタック)まで。となりに空いたベルトコンベアがあると、1秒ごとに1個ずつ流していく。貯炭場どうしを積み上げるとサイロになり、上の段の石炭が下の段へ落ちていく。石炭を塊のまま管では送らない——実物と同じで、塊はコンベアで運び、粉にひいてはじめて管で送る。
ベルトコンベア貯炭場から微粉炭機まで石炭を運ぶベルト。上を石炭が流れていくのが見える。火力制御盤に電気が来ていないと動かない。
微粉炭機石炭を粉にひく機械(上部の器械は自動で載る)。実物の火力発電所も、石炭を塊のまま燃やさず、小麦粉のような微粉炭にしてから燃やす——そのほうが一気に、むらなく燃えるから。ひいた粉は8個ぶんまで持ち置きでき、微粉炭管を通ってバーナー面へ送られる。
ボイラー外殻・のぞき窓ボイラーの壁と窓。ビルダーは大きなのぞき窓をはめるので、中の火炉や伝熱管が外から見える。
火炉・バーナー面ボイラーの中の、実際に火が燃えるところ。バーナー面は微粉炭を吹き込む口で、点火すると炉の内側へ向かって炎が噴く。出力を強にすると炎の量が2倍になる。炉の底はすぼまった漏斗(ホッパー)型で、燃えかすの重い灰(クリンカ)が落ちて集まる。細かい灰は煙といっしょに飛んで、電気集塵機がつかまえる。
微粉炭管・炉底ホッパー・伝熱管微粉炭管は、微粉炭機の上(分級機の出口)からバーナーまで、粉にした石炭を空気に乗せて運ぶ管で、流れている間は中を粉が流れる見た目になる。炉底ホッパーは、すぼまった炉の底で、燃えかすの重い灰(クリンカ)が落ちて集まる所(細かい灰は煙と一緒に飛んで電気集塵機がつかまえる)。伝熱管は、火の熱を水と蒸気にわたすボイラーの本当の主役——実物のボイラーは炉の壁も天井も管の束(水冷壁)で、煙の通り道には蒸気をさらに熱くする過熱器の束が吊られている。火力ボイラービルダーがどれも置いていく。
汽水ドラムボイラーのてっぺんにある、蒸気と水を分ける太い胴。ここが蒸気パイプの出発点で、タービン蒸気入口までつなぐ。焚けているあいだは、つながった蒸気パイプ全体が白く光る(行き止まりの枝でも管は熱い——実物と同じ)。
脱硝装置煙のそうじ1番手。アンモニアを吹き込んで、NOx(窒素酸化物)を無害な窒素と水に変える。
電気集塵機煙のそうじ2番手。静電気で細かい灰を板に吸い付け、中では槌(つち)が板をたたいて灰をホッパーに落としている。集めた灰=フライアッシュはセメントの原料になる。石炭5個ごとに1つたまり(20個まで)、素手で右クリックすると取り出せる。
脱硫装置煙のそうじ3番手。石灰石の水をきりのように吹いて、SOx(硫黄酸化物)を取る。取ったあとには石膏ができる——学校のチョークや壁の石膏ボードの材料。こちらも石炭5個ごとに1つ(20個まで)、素手で右クリックで取り出せる。
煙突・煙突(頂部)そうじの終わった煙の出口。脱硝→集塵→脱硫と通り抜けた煙だけが、ここから出ていく。
火力制御盤火力発電所のスイッチ。ケーブルをここにつないで受電する——コンベアも微粉炭機も点火も、電気が来ていないと動かない(実物の火力も、ミルやファンなどの補機は全部電動)。右クリックで起動(点火)/停止(消火)と、出力の弱・強の切り替え。起動の前に、電源・要所(汽水ドラム・火炉・微粉炭機・貯炭場)・給水・微粉炭の道・石炭の5つを検査して、欠けていると理由を言って断る。運転中は給炭系・給水系・微粉炭の道・蒸気の道・排煙系の5項目を監視して表示する。
フライアッシュ・石膏火力の副産物2つ。実物では灰はセメントに、石膏は石膏ボードに生まれ変わる。燃やせば必ず何かが残る——それを捨てずに使うところまでが、いまの火力発電。
固定子コイル発電機の中の巻線。タービンビルダーが発電機の中に3相ぶん置いていく。発電中は3組のコイルが0.2秒ごとに順番に光り、三相交流が「順番に生まれている」ことが目で見える。右クリックすると、自分が第何相かを教えてくれる。

作り方

  1. まず太陽光発電機を1台、真上に何もない場所へ置く。作業台で作れるのは、この太陽光発電機とケーブルの2つだけ。ほかの部品はクリエイティブの持ち物一覧のフォルダ(発電・送電 14・火力発電 20・タービン・発電機(火力・原子力BWR 共通) 18・原子力発電BWR 21・原子力発電PWR 99・核燃料サイクル 26・暮らし 14・電車 14・フォルダの外 1(ビルダー取り消し))から取り出す。
  2. 発電機のとなりからケーブルをのばし、LED照明までとぎれないようにつなぐ。LEDはケーブルにじかに接していないと点かない(1マスでも空けるとだめ)。
  3. 風力発電機は高いところへ立てる。羽根の位置=本体の4マス上が空に抜けていないと回らない。塔を積むほど出力が上がる。
  4. 水力発電機は、水車の絵が水にじかに触れるように置く。片側だけに水が当たるようにするのがコツで、左右おなじ量だと止まる。
  5. 蓄電池をケーブルにつなぐ。昼に余った電気がここにたまり、夜や雨のときに出てくる。
  6. 街の電力モニターを1枚置く。ここまでの発電機がまとめて数えられ、街が何軒ぶんかが1枚で見える。
原子力発電所の全体像(ゲーム内のビルダーで建つ姿。名称はゲーム内の部品名)
原子力発電所の全体像(ゲーム内のビルダーで建つ姿。名称はゲーム内の部品名)
  1. 原子力に進むときは、平らな場所で「沸騰水型原子炉BWRビルダー」を右クリックする。圧力容器・制御棒駆動室・気水分離器・蒸気乾燥器・主制御盤・所内電源盤・再循環ポンプ2台に加え、中心柱の燃料集合体2つと制御棒までが建つ(=炉としては最初から認められている)。
  2. 少し離れた場所で「タービンビルダー(デザイン1)」を右クリックし、タービン・回転軸・発電機・復水器を建てる。原子炉ビルダーとは別の道具で、原子炉は建てない。
  3. 炉の胴のいちばん上の段の側面にある主蒸気ノズルから、タービン軸受の真上のタービン蒸気入口まで、蒸気パイプでつなぐ。あいだに最低1本は要る(くっつけただけでは届かない)。
  4. 原子炉ノズルから給水パイプをのばし、その線に給水ポンプ(または高性能ポンプ)と、復水貯蔵タンク(純水)を入れる。タンクの水は起動用で、運転すると30秒ほどで尽きる。運転を続けるには、冷やされた復水器も同じ線につないで、水がぐるぐる回る閉じた輪にする(本物の発電所も同じ)。ポンプにはケーブルで電気を送る。炉の下に水を張っても給水にはならない。
  5. 太陽光や風力からケーブルを引いて、所内電源盤につなぐ。発電所も、動きだすまでは外の電気を借りる。
  6. 燃料パイプで、燃料タンクと廃棄物容器を炉の胴につなぐ。これで燃料の自動補給と、廃棄物の運び出しがそろう。
  7. 発電機端子にケーブルをつないで街へ送る。原子力の電気は、ここからしか出ない。
  8. 仕上げに、非常用ディーゼル発電機を炉から16マス以内に置いて、ケーブルの網につないでおく。
  9. 核燃料サイクルの部品は、クリエイティブの持ち物一覧の「核燃料サイクル」グループ(26点)にまとまっている。
  10. 工場は、再処理工場ビルダーを地面に右クリックするのがいちばん早い。自分の向いている先へ、全長39×幅7×高さ7の工場が1回で建つ。工程の並びは実物のパンフレットの断面図と同じ。
  11. 手で建てるときは、管理盤を工場の真ん中に置く。管理盤は18マス以内の部材しか探さないので、端に置くと反対の端が見つからない。
  12. 管理盤にケーブルをつないで受電する。ここに電気が来ていないとスイッチが入らない。
火力発電所の全体像(ゲーム内のビルダーで建つ姿。名称はゲーム内の部品名)
火力発電所の全体像(ゲーム内のビルダーで建つ姿。名称はゲーム内の部品名)
  1. 火力発電所は、平らな場所で「火力ボイラービルダー」を右クリックする。給炭の列から排煙の列、給水設備まで一式が建つ。給水ポンプとタンクの上のパイプは、ボイラーの横をのぼって汽水ドラムにつながっている(汽水ドラムが給水の入口で、原子炉ノズルと同じ役目。ここが切れると焚けない)。
  2. タービン建屋は原子力と同じもの。「タービンビルダー(デザイン1)」でとなりに建てる。
  3. 汽水ドラムからタービン蒸気入口まで、蒸気パイプでつなぐ。復水器の冷却(となりに水か、循環水ポンプ)も原子力と同じに要る。タンクの水は起動用で、燃やすと30秒ほどで尽きる。運転を続けるには、復水器から給水パイプを、汽水ドラムへ行く給水の線につないで閉じた輪にする。
  4. ケーブルを火力制御盤につないで受電し、貯炭場に石炭を手に持って右クリックで入れる。これで起動の準備がそろう。

動かし方

  1. どの発電機も、右クリックすると監視盤が開く。運転中/停止中のランプと止まっている理由、発電出力kW、LED照明◯灯相当、定格出力比、蓄電残量、売電収入 約◯円/h、その機械ごとの計測値(日射強度・風速とハブ高さ・水流トルクと回転方向)、5角形レーダーと総合評価◯/25、長所と短所が出る。しゃがみながら右クリックすると、画面すみの電池パネルだけが4秒出る。
  2. 夜(時刻13000〜23000)になると太陽光の発電は0になる。ただし発電機の中にためてあった電気を送り切るまでは明かりが点いたままで、使い切った瞬間に消える。こわれたわけではない。
  3. 雨と雷雨のあいだ、太陽光は0.2倍(8割減)になる。天気は一度切り替わってからでないと正しく効かないので、はじめる前に /weather rain → /weather clear と一度動かしておくとよい。
  4. 街の電力モニターを右クリックすると、いま何がどれだけ発電しているかと、電源の組み合わせが出る。夜や雨で止まる電源と、24時間止まらない電源を混ぜておくと、街の明かりは消えない。
  5. 原子力は主制御盤を右クリックして始める。画面に出る「次の一手」の1行が、いま足りないものそのもの。構造 → ウラン燃料 → 水 → 廃棄物 → SCRAM解除 → 所内電源 → 起動、の順に片づける。
  6. 全部そろうと「起動ボタンを押そう」に変わる。ボタン1「起動(制御棒 引き抜き)」を押すと、制御棒がノッチ00から48へ、約8.5秒かけて抜けていく。
  7. 蒸気パイプがタービンまでつながっていれば、温度は運転温度の286度で落ち着き、発電機端子から320kWが出はじめる。つながっていないと温度が上がりつづけ、600度で警報、900度で自動的に緊急停止する。運転温度を超えると炉の上の湯気が段階的に増えていくので、盤を開かなくても異常が分かる。パネルの温度メモリ(10セル)は、警報域から赤で埋まる。
  8. 再循環ポンプを右クリックして流量を切り替えると、出力が変わる(低0.7/中1.0/高1.3倍)。電気が来ていないと自然循環あつかいで半分の0.5倍になる。流量を上げるほど、窓から見える泡が減っていく。
  9. 燃料は1個で4分(再循環流量=中のとき。自然循環なら8分、高流量なら約3分)。燃やしたぶんだけ放射性廃棄物が生まれ、炉に5個たまると運転が止まる。燃料パイプで廃棄物容器へ出しておく。容器が20個で満杯になったら、こわして運び、新しい容器と交換する。
  10. 止めるときはボタン1「停止(制御棒 挿入)」、急いで止めるときはボタン2「SCRAM(緊急停止)」。止めても終わりではなく、約45秒の崩壊熱が続く。このあいだ給水を切らさなければ温度はゆっくり下がるが、給水が止まると上がりつづける。
  11. 温度が95度(冷温停止)まで下がると「SCRAM解除(再起動)」が押せるようになる。①原因を取り除く → ②SCRAM解除 → ③起動、の順で戻す。緊急停止中は制御棒がすでに全部入っているので、停止ボタンを押しても何も動かない。
  12. 「地震試験ボタン(訓練用)」を使うと、運転中の炉が全部その場で緊急停止し、所内電源も空になる。そこから非常用ディーゼル発電機が自分で立ち上がるかを見るのが、この道具の遊び方。
  13. 原子炉の廃棄物容器が満杯(20個)になったら、こわして持ち上げ、工場の受入れ貯蔵プールへ持っていく。プールを右クリックすると中身が水に沈み、容器は空になって返ってくる。
  14. プールに5体以上たまったら、再処理管理盤を右クリック。オートランが始まり、クレーン→せん断→溶解→分離→精製→脱硝→貯蔵の6工程が約20秒かけて動く。ラインを歩いて見学できる。
  15. 色を追うと何が起きているか分かる。黄色がウラン、紫がプルトニウム、緑が核分裂生成物、赤が被覆管の金属片。
  16. 終わったら製品貯蔵庫へ。右クリックでMOX粉末、しゃがみ右クリックでウラン酸化物が取り出せる。
  17. MOX粉末は原子炉のノズルに入れて発電できる。ここで燃料が一周する。同時に入れられるのは1体まで。
  18. ガラス固化体貯蔵庫と金属片容器も開いてみる。こちらは取り出せるが、行き先が無い。残るものがあることまで見て、ひとまわり。
  19. 火力は、火力制御盤を右クリックして「起動(点火)」。押す前に電源・要所・給水・微粉炭の道・石炭の5つが検査され、欠けていると理由が出る。そろっていれば火炉に火が入り、蒸気がタービンへ流れて発電が始まる。
  20. 出力は弱と強の2段。強にすると発電は約1.9倍、石炭は1.8倍のはやさで減り、炎の量も2倍になる。太陽や風の発電にあわせて火力を上げ下げする——実物の火力が担っている「調整役」を、そのまま体験できる。
  21. 石炭が切れると火は消えるが、故障ではない。貯炭場に石炭を足せば、コンベアで届きしだい自動でくべ直される。いっぽう、燃えている途中で電源・給水・微粉炭の道・要所のどれかが切れると「自動停止しました(理由)」と出て止まり、直しても勝手には再点火しない。制御盤で起動し直す——復旧後に人が確かめてから再起動するのは、実物の作法と同じ。
  22. 電気集塵機と脱硫装置を素手で右クリックすると、たまった灰(フライアッシュ)と石膏が取り出せる。石炭5個ごとに各1つ、各20個まで。

うまくいかないとき

太陽光発電機が、昼なのにずっと0kWのまま。監視盤に「停止中 / 夜/日かげ/雨」と出る
パネルの真上の列を、空まで完全に空ける。判定は「その列のいちばん上のブロックが自分より上にあるかどうか」だけなので、ガラス・葉っぱ・看板・雪の層が1つあるだけでも0になる。発展型も、見ているのは真上の1列だけなので、見た目のパネルが隣の建物にかぶっていてもかまわない。
風力発電機が回らない(「上空がふさがっている」と出る)/回ってはいるが出力が小さい
羽根の位置=本体の4マス上より上を、空まで空ける。出力は高さで決まり、Y=24以下は最小の1.2kW、Y=320でようやく最大の9.6kW。ふつうの地面のY=64だと約2.3kWにしかならないので、塔を高く積むと、監視盤の「ハブ高さ Y=◯(高度補正 +◯%)」と一緒に数字が伸びていくのが分かる。
水車が水の中にあるのに回らない/水路の横に置いたのにまったく反応しない
水は片側だけに当てる。左右おなじ量だと押す力が打ち消しあって止まる(監視盤にも「水流なし/左右対称」と出る)。また、見ているのは水車の絵の回転面3×3だけなので、向きを間違えて水車が水から外れていると反応しない。ふつうの水だと約0.23kWで頭打ちになるので、満出力の450Wを出したいときは片側に落ちてくる水(滝)を当てる。
ケーブルは光っているのに、LED照明が点かない/遠くのLEDだけ点かない・ちらつく
LEDはケーブルにじかに接していないと点かない。1マスでも空けるとだめで、発電機の外殻や軸受は電気を通さない。遠いLEDが点かないのは、1マス進むごとに1%ずつ減るから(100マス先には約37%しか届かない)。発電を増やすか、明かりの近くにも発電機を置く。ケーブルが1024本を超えた先は圏外になって、1Jも届かない。
発電機を置いたのに、街の電力モニターに出てこない/夜や雨なのに満出力のまま止まって見える
その発電機を1回右クリックする。マインクラフトのエンジンのブロック処理は個体ごとに止まることがあり、そのときは「番犬」という代打の仕組みが回してくれるのだが、一度も登録されていない個体は救えない。右クリック(または置き直し)で番犬の管理下に入る。原子炉なら、主制御盤を1回開けば同じことが起きる。
街の電力モニターの「接続◯台」が、実際に置いてある数より多い
遠くて読み込まれていないあいだに壊した発電機は、しばらく台帳に残る。その発電所のあった場所へ行けば、5秒ごとの点検が気づいて自動で消える(壊した直後に3〜8秒ほど残るのはふつう)。同じ理由で、遠くの発電所の出力は最後に見えた値を最大5分だけ覚えている。正しい数字が見たいときは、その発電所の近くまで行ってから戻る。
原子炉の起動ボタンを押しても、なにも起こらない
そろっていないものがあると、押しても起動せず理由だけが出る(できていないのに起動したふりをしない作りになっている)。画面の「次の一手」の1行を上から順に片づける。よくあるのは、①所内電源盤にケーブルが来ていない(主制御盤への直づけでは通らない)②ポンプに電気が来ていない ③川や海の水を入れようとしている(給水ラインに復水貯蔵タンク(純水)か、冷やされた復水器が要る)の3つ。
起動したのに発電しない。しばらくすると高温の警報が鳴りはじめ、やがて勝手に止まる
蒸気の行き先がない。胴のいちばん上の段の側面にある主蒸気ノズルから、タービン軸受の真上のタービン蒸気入口まで、蒸気パイプでつなぐ(あいだに最低1本。じかにくっつけただけでは届かない)。つながると温度は運転温度の286度で安定する。つながないままだと600度で警報、900度で制御棒が自動で入って緊急停止する。
炉を止めたのに温度が上がりつづけて「崩壊熱で温度上昇中」と出る
核分裂を止めても、熱は約45秒間出つづける。このあいだ給水を切らさなければゆっくり冷えるが、給水が止まると上がりつづける。ポンプの電気を確保する。外の電気が落ちる場面では、炉から16マス以内に非常用ディーゼル発電機を置いておけば、緊急停止と崩壊熱を見つけて自動で立ち上がる。温度が95度(冷温停止)まで下がるまで、SCRAM解除は押せない。
炉が止まったまま「廃棄物を容器へ出そう」から進まない/廃棄物容器を右クリックしても空にならない
炉の中に置ける廃棄物は5個までで、満杯になると運転条件から外れて止まる。燃料パイプで廃棄物容器(20個まで)につなぐと、0.5秒ごとに1個ずつ移る。容器は右クリックしても空にならず、中身を見るだけ。満杯になったら、こわして中身ごと持ち運び、新しい容器と交換する。廃棄物は消えないので、置き場所は自分で決めることになる。
再処理管理盤を右クリックしても、何も始まらない。「たりない部材」と出る
管理盤から18マス以内に工場の部材がそろっていない。管理盤を工場の真ん中に置き直すか、再処理工場ビルダーで建て直す(1回の右クリックで全部そろう)。
「プールの燃料が足りない」と出る
1回のオートランに使用済燃料が5体いる。原子炉の廃棄物容器を工場まで運んで、受入れ貯蔵プールを右クリックして入れる。空の容器では入らない。
「電気が足りない!」と出る
工場は大きな消費者で、1回のオートランに60Jを使う。ケーブルを再処理管理盤につないで受電する。発電が足りていないなら、発電機を増やすか、蓄電池をためてから押す。
せん断機を置いたのに、刃が出てこない
置いた瞬間に刃が現れる作りになっている。出ていないときは一度こわして置き直す。走行クレーンと遠心抽出器も同じ。
ワールドを閉じたあと、管理盤を押しても動かない
もう一度押せば、途中で止まっていたラインを自分でリセットして、使った燃料もプールへ戻る。そのあと、さらにもう一度押すと動く。
プールがいっぱいで、廃棄物容器の中身を入れられない
プールは20体まで。管理盤のスイッチで再処理して空きを作る。1回で5体減るので、1回押せば1杯ぶん入る。
火力制御盤の「起動(点火)」を押しても、「起動できません」と断られる
理由がいっしょに出るので、それを直す。見る順番は、①電源(火力制御盤にケーブルが来ていない)②要所(汽水ドラム・火炉・微粉炭機・貯炭場のどれかが壊れている=置き直す)③給水(ポンプと水源から汽水ドラムまで給水パイプがつながっていない・タンクの水が尽きた)④微粉炭の道(微粉炭管が切れている)⑤石炭(貯炭場が空)。できていないのに起動したふりをしない作りは、原子炉と同じ。迷ったら火力ボイラービルダーで建て直すのが一番早い。
燃えていたのに、いつのまにか火が消えている
2通りある。「自動停止しました(理由)」と出ていたら、燃焼中に電源・給水・微粉炭の道・要所のどれかが切れたトリップ。理由を直してから制御盤で起動し直す(直しても勝手には再点火しない)。何も出ていなければただの石炭切れで、貯炭場に石炭を入れればコンベアで届きしだい自動でくべ直される。
火力のボイラーは燃えているのに、発電機端子から電気が出ない
蒸気の道と冷却を見る。汽水ドラムからタービン蒸気入口まで蒸気パイプがつながっているか、復水器のとなりに水(または給水パイプで循環水ポンプ)があるか。火力制御盤を右クリックすると【監視】の5項目に、どこで止まっているかが出ている。
灰も石膏もたまらない
電気集塵機・脱硫装置が建っていないと、たまらずに捨てられる。石炭5個ごとに各1つ、各20個まで。素手で右クリックで取り出す。20個で満杯になると、それ以上はたまらない。
プロジェクターに自分の画像が映らない(入れ方の絵のまま)
①名前が 1.png〜10.png か(PNG の画像か)②入れたのが resource_packs の中のエネクラのフォルダの textures > projector_images か(フォルダの名前は取り込んだ時にゲームが付けるので、中に projector_images がある物を探す)③入れたあと Minecraft を開き直したか、を見る。エネクラを入れ直すと、入れた画像も元に戻る。
クエストを受けたのに、もう置いてある発電機や動いている家では達成にならない
仕様。数えるのは受けてからしたことだけ(受ける前に置いた物・動いていた物は数えない)。受けてから、もう一度置く・動かす。いまのクエストをやめるときは、フォンの「いまのクエストをやめる」。記録は一人ひとり別なので、同じワールドの友だちの達成は自分には付かない。

エネクラ〈本体〉発電・送電・火力・原子力(BWR)・核燃料サイクル・クエスト / v1.4 この説明書はゲームの中身(実装)にもとづきます。ゲーム内には社名・製品名・実在の施設名は出していません。うまくいくところだけを作ってはいません。廃棄物がたまれば運転は止まり、止めたあとも冷やし続ける必要があり、非常時の備えも要ります。いちばん複雑で、いちばん誤解されやすい原子力ほど、その都合の悪いところまで実際に動くようにしてあります。また、本文にもゲームの中にも、実在する他社の社名・ロゴ・製品名・型番・発電所名は出していません(制作クレジットの UKABU CRAFT を除く)(太陽光発電機・復水器・廃棄物容器といった一般名詞と、物理量だけで書いています)。
本アドオンは非公式のMODコンテンツで、Mojang / Microsoft の承認を受けたものではありません。NOT an official Minecraft product. NOT approved by or associated with Mojang or Microsoft.

原子力・加圧水型(v1.4)

エネクラ〈加圧水型〉原子力発電所(PWR)

原子炉の熱い水は外へ出さず、蒸気発生器で別の水を沸かしてタービンを回す。水の輪が3つあるから、放射性の水はタービン建屋へ行かない

v1.4エネクラ.mcaddonこのページの部品 99 種類

エネクラアドオンについて

v1.4 で、原子力に2つめの型「加圧水型(PWR)」が入りました。沸騰水型(BWR)は原子炉の中で水を沸かし、その蒸気でじかにタービンを回します。加圧水型は、原子炉の水に155bar(約150気圧)の圧力をかけて、320度でも沸騰させません。その熱い水(一次冷却材)は蒸気発生器の細い管の中だけを通り、管の外にある別の水(二次系)を沸かします。タービンを回すのは、この二次系のきれいな蒸気です。

だから加圧水型には水の輪が3つあります。①原子炉と蒸気発生器のあいだを回る一次系(赤い配管)②蒸気発生器・タービン・復水器・給水ポンプを回る二次系(主蒸気管と給水管)③海から水をくんで復水器を冷やし、海へ返す循環水(取水口・循環水ポンプ・放水口)。3つの水は混ざりません。放射性の水は一次系の中だけにあり、タービン建屋へは行きません。

建てるのは3本のビルダーです。原子炉ビルダーが格納容器の中の4ループ(原子炉容器・蒸気発生器4基・一次冷却材ポンプ4台・加圧器・体積制御タンク・中央制御盤)を、タービン発電機ビルダーが高圧タービン・湿分分離加熱器・低圧タービン3台・発電機・復水器・給水の列を、変圧器・開閉所ビルダーが主変圧器・屋外開閉所・送電鉄塔を建てます。あいだをつなぐ主蒸気管・給水管・相分離母線は、自分の手でつなぎます。

動かし方も実物の順番どおりです。冷えて止まった状態から、所内電源を受け、水を張り、ほう酸を入れ、燃料を装荷し、一次冷却材ポンプを回し、加圧器で圧力を上げ、制御棒を抜き、ほう素を薄めて臨界にし、出力を上げ、タービンを回し、発電機を電力網につなぐ。中央制御盤は、いまの段階と「次にやること」を1行で出します。実物は定格運転まで2〜3日かかるところを、エネクラは約5分で進みます。

そして、止めても終わりではありません。緊急停止(SCRAM)では制御棒が自分の重さで一気に落ちて核分裂は止まりますが、燃料は崩壊熱を出し続けます。冷えるまで待たないと、もう一度は起動できません。燃料は使えば減り、減ったら燃料交換が要ります。

いちばんの学び

加圧水型の名前の由来(圧力をかけて沸かさない)と、水の輪が3つあることが、配管の色と中央制御盤の段階でそのまま見えます。一次系は赤い配管の閉じた輪、二次系は主蒸気管と給水管、循環水は海とのやりとり。蒸気発生器だけが一次系と二次系の両方に属していて、そこで熱だけが受け渡される——この「熱は渡すが水は渡さない」が、沸騰水型との一番の違いです。起動は13の段階を順番に進めます。加圧器で155barまで圧力を上げてから制御棒を抜き、ほう酸(中性子を吸う「化学的な制御棒」)を薄めて臨界にする。制御棒を上から入れるのも、炉内計装案内管が下から入るのも、沸騰水型と逆です。チームクエストでは、原子炉・タービン・送電・まちの4つの係に分かれて1つの発電所を建て、係と係の境目(管台・相分離母線・送電線)を人の手でつなぎます。

覚えておくと効く数字

20,000 J/t = 400kW
発電所の出力(定格・全系統がそろった時)
おうち400軒ぶん・LED照明8,000灯ぶん。発電機を電力網につないだ直後は15%から始まり、負荷上昇中に100%まで上がる
155bar(約150気圧)
一次系の圧力
加圧器のヒーターで昇圧する(約13秒)。120bar を下回ると運転を続けられず、自動で緊急停止する
18体(9体×2回の装荷)
燃料集合体
中央制御盤の「燃料装荷(クレーン)」1回で、手持ちの燃料集合体を1個使って9体ぶん(炉心2段)を入れる。2回で満杯
約8分
燃料の持ち
装荷がすんだら満タン。使い切ったら中央制御盤の「燃料交換」で入れ替える(起動は別のボタン)
13段階(冷温停止〜定格運転)
起動の段階
実物は定格運転まで2〜3日。エネクラは約5分
起動1回に1回分(タンクに4回分まで)
ほう酸水
ほう酸(粉)を持って、ほう酸バッチングタンクを右クリックして溶かす
運転40/警報70/自動停止100
原子炉の温度(ゲーム内の目安)
蒸気の行き場(タービン・復水器・給水)が無いと上がる。30まで冷えると再起動できる
発電機 約2万V → 主変圧器で 27.5万〜50万V
送電の電圧(説明の数字)
相分離母線は相ごとに1本=3本(A相 赤・B相 白・C相 青)

部品ずかん — 何がどんな役割?(99種類)

部品役割
加圧水型原子炉PWRプラントビルダー格納容器の中の設備を一式で建てる道具(4ループ)。原子炉容器(遮へいガラスの窓つき)・蒸気発生器4基・一次冷却材ポンプ4台・加圧器・体積制御タンク(CVCS)・ほう酸バッチングタンク・中央制御盤と所内電源盤・一次冷却材配管までを置く。手に持って地面を右クリックすると建つ。建て終わると、正面の壁から出ている配管の出口(主蒸気・給水)と、中央制御盤の場所がチャットで出る。燃料集合体とほう酸(粉)は入らない=自分で入れる。しゃがみながら右クリックすると、チームクエストの係の説明が見られる。
原子炉容器(原子炉容器・胴板・隅・下鏡・上蓋・圧力容器 胴板(丸み))ウランの核分裂で一次系の水を温める、たて型の円筒の容器(沸かさない)。原子炉容器のブロックが発電所全体を動かす中心で、素手で右クリックすると一次系の圧力と温度が見られる。胴板は厚さ約26cmの鋼、下鏡は半球の底で、ここから炉内計装案内管が下へ抜ける(加圧水型だけの形)。上蓋には制御棒駆動装置がびっしり並ぶ。運転中に容器の一部を壊すと、冷却材が失われたとして緊急停止する。
遮へいガラス・点検窓ガラス遮へいガラスは、放射線をさえぎりながら中の炉心が見える観測窓(実物は鉛入りの厚いガラス)。ビルダーは炉の各面の中央に窓を開けるので、燃料集合体と制御棒クラスタの高さがちょうど見える。点検窓ガラスは、機器の中の様子を見るための窓。
燃料集合体17×17の格子に燃料棒を束ねた、核分裂の熱を出す柱(実物は約4mの柱を193体並べる)。持ち物に入れて、中央制御盤の「燃料装荷(クレーン)」を押すと、1個を使って9体ぶん(炉心2段)が入る。2回で18体=満杯になり、上蓋が自動で閉まる。
制御棒クラスタ・制御棒駆動装置(2段一式)制御棒クラスタは、クモの足のように細い棒を吊って、上から炉心へ差し込む(沸騰水型の十字の制御棒とは別物で、入れる向きも逆)。制御棒駆動装置は上蓋に立つ筒で、筒そのものは動かず、中の駆動軸を磁気ジャッキが1ステップずつ掴み替えて上下させる。緊急停止では磁石を切り、制御棒が自分の重さで一気に落ちる。1つ置くと2段が出る。
炉内計装案内管炉心の出力のかたよりを、下から測るための管。加圧水型は制御棒が上から入るので、下が空いていてこの形になる(沸騰水型は下に制御棒があるので、この形にならない)。
一次冷却材原子炉容器の中の水。155barで加圧しているので、320度でも沸騰しない——これが「加圧水型」の名前の由来。窓から見える中身のブロック。
一次冷却材配管・一次冷却材管台一次系の赤い配管と、容器に配管をつなぐ口(赤)。放射性の熱い水(320度・155bar)が通り、必ず閉じた輪になって炉へ戻る。蒸気発生器・加圧器・一次冷却材ポンプが赤い配管でつながっていないと「一次系が切れています」と出て運転できない。
一次冷却材ポンプ(7段一式)一次系の水を「炉から蒸気発生器へ、蒸気発生器から炉へ」と回し続けるポンプ。上の電動機にはフライホイール(はずみ車)が付いていて、電源が落ちても惰性で回って炉心を守る。1つ置くと7段が出る。起動の最初の段階で4台が回り出す。
蒸気発生器(下部胴・胴板・胴板(角)・外装(丸み)・絞り・上部胴・上蓋)一次系の熱で二次系の水を沸かす、加圧水型の心臓。一次系の水は中の管(伝熱管)の中だけを通り、外の水と混ざらない=放射性の水はここから先へ行かない。下が細く上が太いのは、上に気水分離器・湿分分離器を入れる空間が要るから。上蓋が主蒸気の出口で、乾いた蒸気だけを出す。実物は全高21mで、原子炉容器より高い所に据える。
加圧器(胴板・外装(丸み)・内部・上鏡)・加圧器逃がしタンク一次系を155barに加圧して沸かさないための縦長の容器(1基だけ)。内部は下から ヒーター→水→水面→蒸気→スプレイ の順で、ヒーターで水を沸かすと水面の上の蒸気クッションがふくらんで昇圧し、上のスプレイで冷たい水を噴くと降圧する。上鏡を置くと、安全弁・逃がし弁・マンホール・計装・スプレイ管台が出る。逃がしタンクは、安全弁・逃がし弁から出た蒸気を水に戻すタンク。
体積制御タンク(CVCS)・充てんポンプ(CVCS)一次系の水を少しずつ抜き差しして、水のきれいさと量を守る系統。新しく建てた発電所は、冷温停止中に体積制御タンクを右クリックして一次系に純水を張る(水張り)——張った水は閉じた輪に残るので2回目からは要らない。ほう素を薄める(希釈)のもここから。充てんポンプは、タンクの水を一次系へ押し戻す高圧ポンプで、一次冷却材ポンプの軸封にも水を注ぐ。
ほう酸バッチングタンク(2段一式)・ほう酸(粉)ほう酸は中性子を吸う「化学的な制御棒」。ほう酸(粉)を持ってバッチングタンクを右クリックすると、温水で溶かしてほう酸水にする(4回分まで)。起動1回に1回分を使う。タンクが無い・ほう酸水が無いときは、中央制御盤が起動させない。体積制御タンクの隣に置く。
格納容器貫通部格納容器の壁を配管が通る場所。壁を貫いてよいのはここだけで、通るのは二次系の管だけ。
主蒸気管・主蒸気管台・給水管・給水管台二次系の管。主蒸気管は蒸気発生器の上蓋から出た蒸気をタービンへ運ぶ(口は橙の主蒸気管台)。給水管は、復水器で水に戻した二次系の水を、復水ポンプ・加熱器・給水ポンプを経て蒸気発生器へ戻す(口は水色の給水管台)。原子炉ビルダーとタービン発電機ビルダーのあいだは、この2本を自分で引いてつなぐ。給水管がつながっていないと、中央制御盤は出力を上げさせない。
中央制御盤・所内電源盤(加圧水型)中央制御盤は発電所の頭脳。右クリックすると、いまの段階・一次系と二次系の状態・「ヒント(次にやること)」が出て、下のボタンで次の段階へ進める(進めないときのボタンは「更新」になる=ボタンはうそをつかない)。燃料の「燃料装荷」「燃料交換」、運転中の「停止(SCRAM)」もここ。所内電源盤は中央制御盤の真下に置く受電盤で、外の発電所からケーブルで電気をもらう——発電所も、動きだすまでは外の電気を借りないと何もできない。
PWRタービン発電機ビルダータービン建屋の機器の列を一式で建てる道具。主蒸気止め弁・蒸気加減弁→高圧タービン→(両脇に湿分分離加熱器)→低圧タービン3台→発電機→励磁機の軸の列と、真下の復水器、給水の列(復水ポンプ・給水加熱器・脱気器・給水ポンプ)、循環水ポンプ・取水口・放水口、発電機の端子箱と相分離母線までを置く。建て終わると、次に変圧器・開閉所ビルダーを使う場所がチャットで出る。
タービン蒸気入口・主蒸気止め弁・蒸気加減弁・弁アクチュエータ主蒸気管はタービン蒸気入口につなぐ。そこから弁を通って高圧タービンへ。止め弁は異常のとき蒸気を全部止める安全弁、加減弁は出力に合わせて蒸気の量を加減する弁。弁アクチュエータは弁を開け閉めする油圧の駆動部で、トリップの信号で一斉に閉じる。
高圧タービン 車室・車室(丸み)・クロスオーバー管蒸気発生器から来た蒸気で最初に回るタービン。出た蒸気は湿分分離加熱器で水分を取って温め直し、クロスオーバー管(金色の太い管)で低圧タービンへ渡る。
湿分分離加熱器(胴・胴(丸み)・端部ノズル・湿分分離エレメント・加熱管束)高圧タービンを出た蒸気の水滴を取り、温め直す長い円筒(軸の列の両脇に平行に並ぶ)。ぬれた蒸気のままだと低圧タービンの翼が傷む。波板(湿分分離エレメント)のジグザグに水滴をぶつけて落とし、加熱管束の中に主蒸気を通して外の蒸気を温め直す。回る部品が無い静かな機器。
低圧タービン 車室・車室(丸み)3台で、蒸気に残った力を絞り出す。窓から、径が段々変わる翼の列が回るのが見える。出た蒸気は真下の復水器で水に戻る。
軸受台(3段一式)・軸封部軸受台は、床から立ち上がって回転軸を油の膜で受ける台(金属どうしは触れていない)。1つ置くと台座・柱・軸受箱の3段が出て、どれか1つを壊すと全部外れる。軸封部は、車室の端の壁を回転軸が貫く所で、蒸気を漏らさずに軸を通すシール(軸を支えるのは軸受台)。
復水器(復水器・外被・外殻(八の字)・水室・細管束・管板・復水(ホットウェル)・凝縮中の蒸気)低圧タービンの真下で、蒸気を海水で冷やして水に戻す入れ物。中は真空なので、蒸気がよく流れ込む。水室は海水の入口と出口で、細管の束へ海水を配る(しゃがんで素手で右クリックすると、一式まるごと入口/出口が切り替わる)。細管の中を海水が通り、外側の蒸気を冷やす(実物は1基あたり1万本以上)。管板は細管を差し込んで固定する厚い板で、海水と蒸気を分ける壁。水に戻った水はホットウェルにたまり、復水ポンプで送り出される。復水器が無いと、中央制御盤はタービンを回させない。
復水ポンプ・低圧給水加熱器・脱気器・給水ポンプ・高圧給水加熱器水に戻った二次系の水を、蒸気発生器へ送り返す給水の列。復水ポンプが復水器の底の水を吸い出し、低圧給水加熱器がタービンの途中から取った蒸気で温め、脱気器が水に溶けた酸素を抜き(残ると配管や細管がさびる)、給水ポンプが送り、高圧給水加熱器がさらに温める。温めてから戻すほど発電の効率が上がる。給水が止まると冷却も止まる。
循環水ポンプ(3段一式)・循環水管・取水口(バースクリーン)・放水口3つめの水の輪(循環水)。取水口は海から水を取り入れる口で、バースクリーンでごみを止める——横か下の2マス以内に水(海・川)が触れていないと、水は入らず冷却水が成立しない。循環水ポンプがくみ上げて循環水管で復水器の水室へ送り、温まった水(実物は約7度あたたかい)は放水口から海へ返す。海水と二次系の水は混ざらない。
発電機 外被・外被(丸み)・固定子(鉄心/コイルエンド)タービンと同じ軸で回って電気をつくる機械(実物は中を水素で冷やす)。固定子は積層鉄心にコイルを収めた回らない側で、中でロータ(回る磁石)が回ると、コイルに電気が生まれる。窓から回転と銅色のコイルが見える。
励磁機・外被(丸み)・電機子(回転整流器付き)発電機の磁石を作るための電気を送る小さな発電機(軸の列のいちばん端)。回転整流器で直流にして、ロータの磁石を強める。ブラシが無いので火花が出ない。ここが無いと、回っても電気は出ない。
発電機 端子箱(送電の出口・相ごと)・相分離母線・相標示板端子箱は、固定子の巻線の端=発電した電気の出口。右クリックすると発電量と、ためている電気が見られる。相分離母線は、発電機の電気(約2万V・数万A)を主変圧器へ運ぶ母線で、相ごとに別のアルミの筒に入れる(短絡を防ぐ)=3本並び。つながるのは同じ相の母線・端子箱・主変圧器の低圧碍子だけ。置くだけで形(横・縦・曲がり・T字)が決まり、しゃがんで素手で右クリックすると相が A・B・C と切り替わる。相標示板は、どの相かを一目で分かるようにする札(赤=A相・白=B相・青=C相)。
PWR 変圧器・開閉所ビルダー発電所の電気を送電線へ送り出す所を一式で建てる道具。主変圧器→屋外開閉所(母線3条・2回線)→送電鉄塔の順に建つ。選んだブロックの上が主変圧器の正面の下中央になり、開閉所と送電鉄塔は向こうへ伸びる。タービン発電機ビルダーを使った後にチャットで出る場所で使う。チームクエスト中は、相分離母線の立ち下がり3本(A赤・B白・C青)を残して建てる=送電係が手でつなぐ。
主変圧器(胴・低圧碍子・放熱器・コンサベータ・高圧碍子・銘板・マンホール)発電機の約2万ボルトを、送電用の高い電圧(27.5万〜50万ボルト)に上げる。胴の中は絶縁油で、放熱器のフィンとファンで冷やす(ファンは発電している時だけ回る)。コンサベータは油の伸び縮みの逃げ場で、横の窓は油面計。低圧碍子は相分離母線の受け口、高圧碍子は送電線への出口。銘板には容量や電圧、マンホールは中の点検口。一式はビルダーが建て、手で置いたブロックは欠けた所の部品になって直る。
開閉所(架構・母線・遮断器・断路器・変流器/計器用変圧器・避雷器・制御建屋)発電所の電気を集めて、各送電線へ配る屋外の設備。架構は母線と引込線を空中で支える鉄骨(高さ約20m)、母線は置くだけでつながるアルミ管。遮断器は電流が流れたまま切れる唯一の機械(事故の時は約0.05秒で切る・発電機を電力網につなぐ時に入る)。断路器は電流を切った後に開いて「目に見える切れ目」を作る。変流器・計器用変圧器は電流と電圧を測って保護リレーへ送り、避雷器は雷の高い電圧だけを地面へ逃がす。制御建屋は保護リレー盤と蓄電池が入った開閉所の頭脳。
送電鉄塔(26段一式・2回線)・架空送電線鉄塔は、1つ置くと26段が出る2回線の鉄塔。腕金の先の吊り金具の真下に架空送電線を置くと繋がる。吊る所は6つ(腕金3段×左右)で、実物は3本(三相)で1回線。架空送電線はケーブルと同じように電気を運ぶ(エネクラでは分かりやすさのため、1本でまとめて電気が流れる)。開閉所から鉄塔をつたって、まちの変電所や家へ。

作り方

加圧水型原子力発電所の全体像(3本のビルダーで建つ姿。名称はゲーム内の部品名)
加圧水型原子力発電所の全体像(3本のビルダーで建つ姿。名称はゲーム内の部品名)
  1. 平らで広い場所を用意する(タービン列は70マスほどの長さになる)。循環水の取水口は海か川の水に触れさせる必要があるので、水ぎわを選ぶ。
  2. 「加圧水型原子炉PWRプラントビルダー」を持って地面を右クリックする。格納容器の中の4ループ一式が建つ。チャットに出る、正面の壁から出ている主蒸気と給水の配管の出口を確かめる。
  3. 「PWRタービン発電機ビルダー」を原子炉のそばで使う。タービンの列・復水器・給水の列・循環水ポンプ・取水口・放水口・発電機・端子箱・相分離母線まで建つ。
  4. 主蒸気管(白)と給水管(水色)で、原子炉の管台とタービンの列の管台をつなぐ。主蒸気は蒸気発生器からタービン蒸気入口へ、給水は給水ポンプの横の水色の管台から原子炉の水色の管台へ。
  5. 取水口の横か下の2マス以内に水(海・川)を触れさせる。動かして水から離したときは、循環水ポンプと循環水管でつなぐ。
  6. チャットに出た場所で「PWR 変圧器・開閉所ビルダー」を使う。主変圧器・開閉所・送電鉄塔が建つ。相分離母線は、発電機から主変圧器の低圧碍子まで、相どおり(A赤・B白・C青)につながっていることを確かめる。
  7. 外の発電所(太陽光・風力・水力など)からケーブルを引いて、中央制御盤の真下の所内電源盤につなぐ。
  8. 送電鉄塔から架空送電線を引いて、まちの変電所や、家の外の引込線(モデルハウスビルダーで建てた家なら、分電盤の外に1個置いてある送電線)までつなぐ。

動かし方

  1. 準備(冷温停止のうちに): ①所内電源盤に外からの電気が来ていること ②体積制御タンクを右クリックして一次系に水を張る(最初の1回だけ) ③ほう酸(粉)を持ってほう酸バッチングタンクを右クリック ④燃料集合体を持って、中央制御盤の「燃料装荷(クレーン)」を2回押す(9体×2=18体)。
  2. 中央制御盤を右クリックすると、いまの段階・一次系と二次系の状態・ヒントが出る。ボタンの名前が「更新」以外になっていれば、押すと次の段階へ進める。「更新」のときは、ヒントに書いてあることを先にすませる。
  3. 段階は13。冷温停止 → 一次冷却材ポンプ運転 → 昇温中 → 加圧中(加圧器ヒーターで155barへ) → 高温待機 → 制御棒 引抜中 → ほう素 希釈中 → 臨界(まだ発電量は0W) → 出力上昇中 → タービン起動中 → 発電機 並列(ここで初めて電気がまちへ) → 負荷上昇中 → 定格運転。自動で進む段階と、ボタンで進める段階がある。
  4. 臨界になっても、すぐには電気は出ない。蒸気でタービンを回し、発電機の回転数を合わせて電力網につないだ(並列)ところで、はじめて送電が始まる。並列の直後は15%から始まり、負荷上昇中に100%まで上がる。
  5. 運転中にやめるときは、中央制御盤の「停止(SCRAM)」。制御棒が自分の重さで落ちて全部入り、核分裂が止まる。止めたあとも崩壊熱が出るので、冷えるまで待つ。十分冷えると冷温停止に戻り、もう一度起動できる。
  6. 燃料を使い切ったら、中央制御盤の「燃料交換」で新しい燃料集合体に入れ替える(実物は約13か月ごとに約1/3ずつ入れ替える)。燃料交換は燃料を満たすだけで、起動は別のボタン。
  7. 発電量は、発電機の端子箱を右クリックすると見られる。電力網につながった発電所は、街の電力モニターにも載る。
  8. チームクエスト「加圧水型で、まちに明かりを」では、原子炉係・タービン係・送電係・まち係の4人で1つの発電所を建てる。タービン発電機ビルダーと変圧器・開閉所ビルダーは、しゃがんで右クリックすると「つなぐ所を残す」建て方と係の説明が選べる(原子炉ビルダーは係の説明)。

うまくいかないとき

中央制御盤のボタンがずっと「更新」のままで、先へ進めない
ヒントの1行目に、いま足りないものが1つだけ出ている。上から順に片づける。冷温停止のうちに必要なのは、所内電源・水張り・ほう酸・燃料18体・上蓋が閉まっていること、そして十分冷えていること。段階が自動で進む間は「待とう(◯%)」と出るので待つ。
「所内電源盤がありません」「所内電源盤にケーブルが繋がっていません」「ケーブルに電気が来ていません」と出る
所内電源盤は中央制御盤の真下に置く。そこへ外の発電所(太陽光・風力・水力・火力など)からケーブルを引く。ケーブルがつながっていても、その発電所が止まっていれば電気は来ない。
「一次系に水が張られていません」「ほう酸がありません」と出る
冷温停止中に体積制御タンク(CVCS)を右クリックすると水張りできる(最初の1回だけ)。ほう酸は、ほう酸(粉)を持ってほう酸バッチングタンクを右クリックして溶かす(起動1回に1回分)。タンクが無いと出たときは、体積制御タンクの隣にほう酸バッチングタンクを置く。
「燃料集合体が足りません(0/18体)」と出る/「燃料装荷」を押しても入らない
持ち物に燃料集合体(原子力発電PWRのフォルダ)を入れてから「燃料装荷(クレーン)」を押す。1回で9体ぶん、2回で18体。燃料を使い切ったときは「燃料交換」ボタンになる。
出力上昇の手前で止まる(「二次系が未完成です」「給水管がつながっていません」)
タービン発電機ビルダーでタービンの列を建て、主蒸気管と給水管で原子炉とつなぐ。給水管は、給水ポンプの横の水色の管台から、原子炉の水色の管台へ。
タービン起動の手前で止まる(「復水器に冷却水がありません」)/【警報】復水器の冷却水を失いました
取水口の横か下の2マス以内に水(海・川)を触れさせる。取水口を水から離して建てたときは、循環水ポンプと循環水管で水をつなぐ。
発電しているのに、まちに電気が来ない
発電機の端子箱から主変圧器・開閉所・送電鉄塔・架空送電線まで、途切れずにつながっているか確かめる。相分離母線は同じ相どうしにしかつながらない(A赤・B白・C青)。相が違うときは、しゃがんで素手で右クリックして相を切り替える。
運転中に【SCRAM】原子炉が自動停止しました と出た
中央制御盤の停止監視に、止まった理由が出る。一次系が切れた・一次系の圧力が下がりすぎた・温度が限界(蒸気の行き場が無い)・燃料切れ・原子炉容器が壊された、など。原因を直し、冷えるのを待ってから、もう一度冷温停止から起動する。

エネクラ〈加圧水型〉原子力発電所(PWR) / v1.4 この説明書はゲームの中身(実装)にもとづきます。ゲーム内には社名・製品名・実在の施設名は出していません。加圧水型の部品名は、実物の設備の一般名(蒸気発生器・加圧器・湿分分離加熱器・相分離母線など)で書いています。実在する発電所の名前・社名・型番は、ゲームの中にも、この説明書にも出していません。数字のうち、ゲームの動きに使っている値(出力・圧力・段階・燃料)はゲームと同じで、説明のために添えた実物の値(電圧・本数・高さなど)はゲームの判定には使っていません。
本アドオンは非公式のMODコンテンツで、Mojang / Microsoft の承認を受けたものではありません。NOT an official Minecraft product. NOT approved by or associated with Mojang or Microsoft.

暮らし・電車

エネクラ〈暮らし・電車〉電気の使い道と、電気で走る電車

つくった電気が家と電車に届いてはじめて役に立つこと、そしてどこか1か所でも切れると、暮らしも電車もぴたりと止まってしまうこと

v1.4エネクラ.mcaddonこのページの部品 28 種類

どの発電のしかたでも、同じ送電の仕組みにつながって、同じ明かりがともる
分電盤分電盤
冷蔵庫冷蔵庫
電子レンジ電子レンジ
洗濯機洗濯機
テレビテレビ
ルームエアコンルームエアコン
充電スタンド充電スタンド
ゴミ箱ゴミ箱
変電所変電所
架線柱架線柱
架線(トロリ線)架線(トロリ線)
き電線き電線
エネクラ線路エネクラ線路
おもな設備(エネクラ v1.4 の実物を撮った絵)

エネクラアドオンについて

このページは「電気を使う側」です。前のページの発電所が電気をつくって送り、この〈暮らし・電車〉がその電気を受け取って、家の家電を動かし、電車を走らせます。v1.3 までは別のファイル(エネクラライフ)でしたが、v1.4 で1つのファイルにまとめました。分電盤も変電所も、発電所から来たケーブルの電気をもらう作りなので、発電機が1台も動いていなければ、家はいつまでも「停電」のままです。

家の入口には分電盤があります。ここは電力会社の線と、家の中の線の境目(責任分界点)で、実物の家にもかならずあるものです。外から来た電気は、分電盤を通ってから屋内配線に入り、家電へ届きます。屋内配線は、外の送電線にはわざと繋がらないようにしてあります。だから電気の通り道は「送電線 → 分電盤 → 屋内配線 → 家電」の一本道になり、境目はいつも分電盤になります。分電盤には「契約」という上限があり、最初は10A=1.0kW。家じゅうで一度に使う電気がこれを超えると、ブレーカーがバチンと落ちて家全体が停電します。

家電には3つの性格があります。冷蔵庫は24時間ずっと食べつづけます(常時200W)。テレビとルームエアコンは、つけている間だけ使います(100Wと300W)。電子レンジと洗濯機は、使う一瞬だけ一気に大食いします(600Wと500W)。10A契約のまま電子レンジと洗濯機を同時に回すと、それだけで1,100W=契約オーバーで落ちます。落ちたら分電盤を右クリックで戻せますし、モニターの「電気工事」で20A・30Aに上げることもできます。ただし契約を上げると、毎月の基本料金も上がります。

そして、この家のいちばんの学びは「電気が無いと困る」ことです。電気が止まると、冷蔵庫の中の食べ物が傷みはじめて、やがて腐った肉になります。猛暑日の昼や寒い日の夜に外にいると体が重くなり、エアコンがついていなければそのままです。掃除機も充電できません。逆に、電気が足りている間はずっと売電のお金がたまり、たまったお金でハウスキーパーロボを雇えます。夜のほうが電気は安いので、洗濯機は夜に回すと得をします。困ることと、得をすることの両方から、電気の値打ちが分かる作りです。

電車も同じ電気で走ります。発電所 → ケーブル → 変電所 → き電線 → 架線柱 → 架線 → 線路、の順に電気が届きます。架線の真下5マス以内にある線路だけが黄色に光り、その光っている区間しか電車は走れません。どこか1マスでも架線が切れていれば、電車はそこでぴたりと止まります。電気は「切れずにつながっている道」でなければ役に立たない——そのことが、線路の光と電車の姿でそのまま目に見えます。

v1.4 では、電車を実物大に作り直しました(1ブロック=1m)。通勤電車は2両、特急電車は3両の編成で、止まっている電車を右クリックすると乗れ、先頭の運転台を右クリックすると、運転席に座って自分で運転(W=加速・S=ブレーキ・何もしない=惰行・ジャンプ=警笛・しゃがむ=降りる)するか、自動運転にするかを選べます。電化路線ビルダーを使うと、半径25mの曲線と駅、直流と交流の2つの変電所がある環状線が一度に建ちます。直流と交流の境目には、電気の来ない「デッドセクション」があります——1957年、敦賀で60Hzの交流電化が日本で初めて行われたことにちなんだ仕掛けです。

いちばんの学び

電気を「つくる話」ではなく「使う側の話」から教えられます。家の入口にある分電盤が電力会社の線と家の中の線の境目であること、契約には上限があって超えればブレーカーが落ちること、夜の電気のほうが安いこと(洗濯機を夜に回す=ピークシフト)、そして電気が止まると冷蔵庫の中身が傷み、体が重くなり、掃除機も動かなくなること。どれも説明ではなく、困る場面として先に来ます。電車では、変電所から架線までの線が1マス切れただけで電車が止まる姿が見えるので、「送電は切れずにつながっていて初めて意味がある」がそのまま伝わります。契約容量を10Aから30Aへ上げると基本料金も上がる、という選択の重さまで、分電盤ひとつで扱えます。ゴミ箱は分別式です。ほこりは、もえるゴミへ。再処理で出た金属片は、放射線を測って安全を確かめてから金属資源へ戻す——家庭のゴミ分別と原子力のクリアランスが同じ形をしている、という橋をゴミ箱ひとつで渡せます。

覚えておくと効く数字

10A=1.0kW / 20A=2.0kW / 30A=3.0kW
家の契約容量(同時に使える上限)
最初は10A。実物の100V×アンペアとそのまま同じ値。分電盤のモニターの「電気工事」で変えられる
10A=311円 / 20A=624円 / 30A=935円
基本料金(1か月)
実物の従量電灯Bのめやす。契約を上げると、使わなくてもこの分だけ毎月かかる
昼31円 / 夜18円
電気の値段(1kWhあたり)
夜はマイクラ時刻13000〜23000。洗濯機を夜に回すと得をする。画面に出る金額は「このまま1か月使ったら」の見積もりで、実際に減りはしない
200W(ずっと)
冷蔵庫
ON/OFFが無く、つないだ瞬間から24時間食べつづける。止まらない需要の主役
600W(温める10秒だけ)
電子レンジ
家電で最大。ブレーカーを落とす一番の犯人。実物の電子レンジも500〜1500Wで落としの筆頭
500W(運転する20秒だけ)
洗濯機
夜に回すと1kWhが31円→18円。この家電だけは「かしこく使うと得をする」担当
300W(つけている間)
ルームエアコン
実物の6畳用エアコンの冷房定格に近い桁
100W(つけている間)
テレビ
家電の中でいちばん小さい
400W(充電している間だけ)
充電スタンド
掃除機を預けていないときは0W
50W(ずっと)
LED照明1灯
本体パックの明かり4種。屋内配線につなぐと家の契約に足し算される
2,100W(2.1kW)
家電6台を全部いっぺんに使うと
30A契約(3.0kW)なら耐えるが、10A(1.0kW)・20A(2.0kW)では落ちる
36秒 × 5段階 = 3分
生の食べ物が腐るまで
アイテムの説明文に「新鮮度 ▮▮▮▯▯」と見える形で減っていく。通電中の冷蔵庫に入れているあいだだけ止まる
満充電10回ぶん・まわり6マスを吸う・充電は約10秒
コードレス掃除機
1回吸うと充電が1減る。新品はカラの状態で始まるので、まず充電スタンドへ
約3分に1個(家電1台のまわり8マスに4個まで)
ほこりが生まれる間隔
電気が来ていなくても溜まる。掃除機でしか回収できない
電気が足りている間120円/実時間1分。雇用500円・維持300円(マイクラ1日=20分)
売電収入とハウスキーパーロボ
停電・電力不足・ブレーカー断のあいだは1円も入らない。残高が尽きるとロボは自分で帰る
猛暑35% / 寒い35% / すごしやすい30% / 雨25%
でんき予報の出方
日付から決まるので、ワールドを読み込み直しても同じ日は同じ天気。だから予報は必ず当たる
移動速度が30%落ちる(エアコンから8マス以内なら平気)
暑い日・寒い日の効き方
猛暑日の昼(雨の日をのぞく)と寒い日の夜だけ。ダメージは絶対に受けない
運転席で最高 12m/秒(時速約43km)
電車の速さ
自動運転は最高 9m/秒・手で敷いたマスの角(90度)の手前は 6m/秒に落とす。停電すると約4秒で止まる
架線・架線柱の真下1〜5マス
架線から線路へ電気が届く深さ
6マス以上高い位置に張っても届かない。線路の真上2マスあたりが目安
1周 約253m(直線48m×2+半径25mの半円×2)
電化路線ビルダーの環状線
架線はレールの上5m。風車2基(海の高さ)で全部に電気が届き、太陽光1枚では一部だけ
ジャケット 約60分/ベスト 約15分
着る電気の道具の持ち
満充電60。コンセントの前でしゃがんで約30秒で満タン

部品ずかん — 何がどんな役割?(28種類)

部品役割
分電盤家の電気の入口であり、出口でもある「関所」。外から来た電気をここで受け取って、屋内配線を通って家じゅうの家電へ配る。使いすぎを見張るブレーカーもこの中に入っていて、契約を超えるとバチンと落ちる。右クリックすると「我が家の電力モニター」が開いて、いま何ワット使っているか、電気代がいくらか、家電ごとの内訳まで見える。モニターの中に「電気工事(契約容量の変更)」と「ハウスキーパーロボを雇う/解雇する」のボタンもある。★ブレーカーが落ちているときの1回目の右クリックは復帰だけで、モニターは開かない(もう一度押すと開く)。壁に埋めて外側の面を1マス出しておくと、外のケーブルをつなぎやすい。実物の家にもかならずある、電力会社の線と家の中の線の境目(責任分界点)にあたる。
屋内配線分電盤から家電まで電気を運ぶ、家の中だけの細い線。置くと、つながる相手がいる方向にだけ自動で腕が伸びる。腕が伸びる相手は屋内配線・分電盤・家電・LED照明の4つだけで、板材や土やガラスには繋がらない。★外の送電線(ケーブル)にはわざと繋がらない作りになっていて、「送電線→分電盤→屋内配線」の順番が必ず要る。電気が来ているときはほんのり光るので、どこまで届いているかが目で分かる。家電どうしの数珠つなぎでも電気は届く。
冷蔵庫24時間ずっと電気を食べつづける家電(常時200W)。スイッチが無いので、つないだ瞬間から食べはじめる。ブロックの下のほうを右クリックすると27マスの物入れが開いて、生の肉・魚・野菜を入れておける(上のほうを叩くと「扉は下のほう」と案内が出る)。電気が来ている間は中の食べ物が傷まない。でも電気が止まった瞬間から中身も傷みはじめ、やがて腐った肉になる。ブロックを壊すと中身は地面に落ちる。
電子レンジ一瞬だけドカンと大食いする家電(使うときだけ600W)。家電の中で一番大きく、ブレーカーを落とす一番の犯人。生の肉・魚・じゃがいもを持って右クリックすると10秒たつと「チーン」と鳴って、焼けたものが自動で持ち物に入る(近くにいないと足元に落ちる)。調理中に右クリックすると残り秒数が見られる。焼けた食べ物はもう腐らないので、持ち歩く食べ物はここで焼いてから持つとよい。素手で右クリックすると、野菜スープ・かぼちゃスープ・具だくさんシチューを作れるキッチン画面が出る。調理中に停電すると一時停止して、電気が戻ると続きから進む。
洗濯機ほかの家電が「無いと困る」担当なのに対して、これだけは「かしこく使うと得をする」担当。夜(マイクラ時刻13000〜23000)に回すと、電気の値段が1kWhあたり31円から18円に下がる。何も持たずに回したときは、いまが昼料金か夜料金かをその場で教えてくれる。何も持たずに右クリックすると20秒運転(そのあいだ500W)。防具を手に持って右クリックすると洗い上がって「綺麗な◯◯」や「光り輝く◯◯」に変わる(革・銅・チェーンメイル・鉄は「綺麗な」、金・ダイヤ・ネザライトは「光り輝く」。全28種。v1.3 から洗い上がりはキラキラ光って、洗う前と見分けられる。防御力は元のまま。ただし洗うと新品の状態になり、耐久の減りとエンチャントは消える。耐久は種類にかかわらず同じ値になる)。 ※洗えるのは新品の状態の防具だけ。使い込んで傷んだ防具は洗い上がりにならず、ふつうの洗濯になる。
ルームエアコンつけているあいだ300Wを使う家電。右クリックでON/OFF(ONにしても電気が来ていなければ動かない)。猛暑日の昼(雨の日をのぞく)と、寒い日の夜だけ出番が来る。その時間帯に外にいると体が重くなって歩くのが30%遅くなるが、運転中のエアコンから8マス以内にいれば、その重さが消える。ダメージは絶対に受けない。ふつうの日は何も起きない。猛暑日・寒い日が来るかどうかは、テレビの「でんき予報」で前の日から分かる。運転中は吹出口から白い冷気が下へ流れる。
テレビつけているあいだ100Wを使う、家電の中でいちばん小さい家電。右クリックすると画面が開き、その中の「電源を入れる/切る」を押すと「でんき予報」が見られる。今日と明日の天気(猛暑日/寒い日/すごしやすい日、晴れ/雨)を前もって教えてくれる。この予報は必ず当たる。アドオンが先に天気を決めて、そのとおりに空を変えているから。明日が雨なら太陽光の発電が落ちるので、今日のうちに備えられる。電気が来ていないと予報は映らない。画面には雲が右へ流れる風景が映る(v1.3 で、画面のアニメが止まっていた不具合を直した)。
充電スタンドコードレス掃除機を充電する台。掃除機を手に持って右クリックすると預けられ、約10秒で満充電になって完了音が鳴る。素手で右クリックすると受け取れる。充電している間だけ400Wを食べて、終われば0W。先客がいるときは2台目を預けられない。停電中は充電が進まない(預けた掃除機はそのまま残る)。スタンドを壊すと、中の掃除機は充電量を保ったまま地面に落ちる。「電気は貯められる/貯めた分しか使えない」を体で分かるための装置。
コードレス掃除機家に溜まる「ほこり」を吸い取る道具。手に持って使うと、まわり6マスのアイテムとほこりをまとめて吸い寄せる。1回吸うと充電が1減り、満充電は10なので10回ぶん使える。★新品は充電がカラの状態で始まる(手に持った瞬間にカラにされる)ので、まず充電スタンドで充電しないと1回も使えない。充電が0になると「充電が切れました」と出て何も吸えない。ほこりはアイテムではないので、歩いただけでは拾えず、この掃除機でしか回収できない。
コンセント家の壁のコンセント(v1.4)。屋内配線の一員で、分電盤から屋内配線でつなぐと電気が来る(実物の家も、分電盤から壁の中を通ってここまで電気が来ている)。着る電気の道具を手に持つか着たまま、この前でしゃがむと充電される(約30秒で満タン)。分電盤の内訳には120W(6 J/t)として載る。右クリックすると、電気が来ているかどうかが出る。
ファン付きジャケット・電熱ベスト着る電気の道具(v1.4)。着る(胸の防具の場所)=スイッチで、充電が残っていて、いまの天気に効くときだけ自動で動く。ファン付きジャケットは猛暑日の昼に、服がふくらんで涼しい風を出す(汗を乾かして体を冷やす=気化熱)。電熱ベストは寒い日の夜に、パネルが赤く光ってあたためる(電気で熱そのものを作る)。動いているあいだは、外にいても体が重くならない。満充電60で、ジャケットは約60分・ベストは約15分もつ=同じ「快適にする道具」でも、熱を作るほうが4倍電気を食う。新品はカラなので、まずコンセントで充電する。
ゴミ箱v1.3 から「分別式」になった。分別できるのは、掃除機で集めた「ほこり」と、本体パックの再処理で出る「金属片」の2つ。手に持って右クリックすると「もえるゴミ」「金属資源(クリアランスへ)」の分別先を選ぶ画面が出る。ほこりは、もえるゴミへ。金属片は金属資源へ——放射線を測って、安全を確かめてから資源に戻すことを「クリアランス」といい、正しく分別すると鉄インゴットになって返ってくる。間違えても没収されず、正しい行き先を教えてくれるだけ(罰のない学び。洗濯機と同じ設計)。何も持たずに右クリックすると案内が出る。
モデルハウスビルダー(一発建設)配線ずみの家を一発で建てる道具。地面を右クリックするとデザイン選択の画面が出て、モダンハウス・石と木の日本庭園風ハウス・ログハウス・レンガの家・氷の家の5つから選べる(間違えて開いたときは先頭の「×」で閉じられる)。9×7の広さで、壁は高さ2、屋根はない(上から中を見学できる)。分電盤・床下と床の屋内配線・家電6台(冷蔵庫/洗濯機/ルームエアコン/電子レンジ/充電スタンド/テレビ)とゴミ箱・ソファがつながった状態で建つので、あとは外から電気を持ってくるだけ。分電盤の外側に本体の送電線が1個だけ置かれるので、そこに自分のケーブルを繋げばよい。★明かりは置かれないので、明るくしたいときは本体パックのLED照明を自分で足す。
変電所発電所から来た電気を受け取って、架線へ送る電車の電気の出発点。v1.4 から直流(1,500V)と交流(20,000V・60Hz)の2種類がある(直流は交流を変圧器で下げて整流器で直流にして送る/交流は交流のまま電圧を変えて送る)。6面のどれかに、電気の来ているケーブル(発電所・開閉所・送電線)がつながると受電する。来ている電気が多いほど、遠くの架線まで電気が届く(本物も、遠くは電圧が下がるので数kmごとに変電所を置く)。ケーブルでつながった2つの変電所は、電気を分け合う。右クリックすると、受電中か停電か・来ている電気・架線の何マスまで電気が届いているかが見られる。家の分電盤も、変電所のとなりに置くと受電できる。
き電線変電所から架線柱までをつなぐ、太い電気の道。つながった向きにだけ手(腕)が伸びる見た目になる。電気の通り道としては、架線・架線柱と同じ扱い。★v1.2 から、右クリックの案内を外して「置くだけ」のブロックにした(右クリックで反応するブロックは、となりに置くときにしゃがむ必要があったため)。通電しているかどうかは、架線(トロリ線)・線路・変電所のどれかを右クリックすれば分かる。腕は本体パックの変圧器タンクやがいしにも伸びるが、そちらは見た目のつなぎ相手なだけで、電気の判定はしない。
架線柱架線をぶら下げる柱。縦に積むと、いちばん上だけが腕(ビーム)の付いた頭になり、下は棒だけの見た目に自動で変わる。手で積むだけで本物の架線柱の形になる。頭を壊すと、すぐ下の柱が新しい頭になる。電気が通ると、この柱の真下1〜5マスにある線路も光る。通電中はほんのり明るくなる(明るさ2)。
架線(トロリ線)電車の上をずっと通っている電線。この線が生きているところの真下1〜5マスだけ、線路に電気が流れる。架線どうし・架線と架線柱は、置くだけで自動でつながる(上下にもつながるので坂にも沿わせられる)。電気が来ると光る。v1.4 から、銅のトロリ線・ちょう架線・ハンガーの形になった。右クリックすると、通電中か停電中かと、どの方角とつながっているかが出る。壊すと、切り離された側の架線と線路がその場で消灯する。
エネクラ線路電車が走れる、エネクラ専用の線路(v1.4 で立体に作り直した=コンクリートのまくらぎ・留め金・レールの足と腹と頭・砂利)。バニラのレールの上では、この電車は走らない。真上1〜5マスに生きた架線か架線柱があるとき、レールの頭が黄色に光り、その区間だけ電車が走れる。となりに線路を置くだけで自動でつながり、角に置けば曲がった見た目、1段上のとなりに線路があるとその方角へ登る坂になる。右クリックすると、通電中か停電中かが見られる(分かれ道のマスでは行き先の切り替え、架線の無い線路では隣の架線からこの先へ架線を伸ばす)。★1マスだけだと進む向きが決まらないので、2マス以上つなげて敷く。
電車ビルダー電車を編成で線路の上に出す道具(実物大・1ブロック=1m)。エネクラ線路か曲線の上で右クリックすると、「通勤電車(2両)」か「特急電車(3両)」かを選べる。駅の近くなら、駅で止まる位置(先頭車がホームの横)に置かれ、扉の開いた所から始まる。つながった輪の上に置くと、自動運転で走り出す(駅名標の駅に止まる)。1つの輪に置ける本数は、編成の長さ+15mずつで輪の長さまで。同じ線路の電車どうしはぶつからず、前の電車に近づくと手前で待つ。線路が短いと置けない(あと何m要るかが出る)。線路以外を叩くと「エネクラ線路の上で使ってください」と出て何も起きない。
電化路線ビルダー(一発建設)電化された環状線を一度に建てる道具。直線48m×2と半径25mの半円×2(1周約253m・範囲は約56×99マス)の線路、架線柱と架線ビーム、レールの上5mの架線、高さ1mのホームのある駅、直流と交流の2つの変電所(ケーブルでつながっている)、その境目のデッドセクション、駅の記念碑までが建ち、駅に通勤電車(2両)が1編成置かれる。置く前に範囲の枠が出る。線路の下は落ちない道床の砂利、下が水や空気なら8mごとに橋脚が立つ。建ったら、変電所かケーブルに電気をつなぐと走れる。
曲線ビルダー(半径25mの曲線)手で敷いた線路から、90度の曲線(半径25m=実物大の電車が曲がれる大きさ)を敷く道具。エネクラ線路の端か、まっすぐの途中を右クリックして、「右へ曲がる」か「左へ曲がる」を選ぶ。曲線の道床の砂利と、出口のマスの線路が置かれる。始めの線路の上に架線があれば、曲線の架線も付く。通り道の土や石は空ける(取り消しで戻せる)。チェストや看板、ほかの機械があると敷かない。曲線は絵で描いた線路なので、手で1マスずつ壊したり置いたりはできない(取り消すか、下の道床を半分より多く壊すと消える)。
運転台(電車の先頭)の使い方電車の運転台(先頭と最後尾)を右クリックするとメニューが出る。止まっているときは「運転席に座る(自分で運転)」「自動運転を始める/止める」「客室に乗る」「近くの村人・動物を乗せる」「乗っている村人・動物を降ろす」「この電車を片づける(消す)」(走っているときは自動運転の切り替えだけ)。村人と動物(近く16マス以内)は、空いた席の前に立って乗る(マイクラの村人と動物には座る形が無いため)。降ろすと、電車のそばへ出る。運転席では W=加速(力行)・S=ブレーキ(止まっている時は扉を開ける・W で閉めて発車)・何もしない=惰行・ジャンプ=警笛・しゃがむ=降りる。運転台の表示に、速さ・力行/ブレーキ・直流/交流/デッドセクション・駅まで何m(線路の終わりが近ければ、終わりまで何m)が出る。片づけるときは、確かめの画面で「消す」を押す(乗っている人は降ろされる)。自動運転は駅で止まり、ホームの側の扉だけ開けて、チャイムのあとに発車する。人が乗っていなくても走る。
架線ビーム・デッドセクション(交直の境目)架線ビームは、架線柱から架線を吊るす腕(ひだつきの長いがいし・水平パイプ・吊り金具・振止め)。デッドセクションは、直流と交流の境目にある電気の来ない架線(電化路線ビルダーは8マス×2か所に置く)。電車は惰行で通り抜ける(運転台の表示に「デッドセクション(電気なし・勢いで通る)」と出る)。標識は区間の両端に付く。本物は敦賀駅の北、北陸トンネルの入口の少し手前にある。電車の章のクエスト「交直の境目を越えろ」は、電車がここを抜けた時にそばにいると達成。
橋脚・道床の砂利(落ちない)線路を支える部品。道床の砂利は、線路の下に敷く落ちない砂利(ふつうの砂利は下が空いていると落ちる)。橋脚は、下が水や空気の所で線路を支える柱。電化路線ビルダーが自動で置くが、手で置くこともできる。
交流電化の記念碑駅のホームに建つ石碑で、「交流電化 発祥之地」と「昭和三十二年」と書いてある。1957年(昭和32年)、敦賀で60Hzの交流電化が日本で初めて行われたことを記念する。電化路線ビルダーが駅に置く。
駅名標(駅の印)線路のそば(6マス以内)に置くと、そこが駅になる。自動運転の電車は、編成のまん中が駅名標の前に来るように止まる(どちら向きに走っていても)。名前は付けない(絵だけ)。右クリックすると、駅になっているかが見られる。壊すと駅が無くなる。

作り方

  1. いちばん簡単なのは「モデルハウスビルダー(一発建設)」を手に持って、平らな地面を右クリックすること。デザインを5つから選ぶと、配線ずみの家(分電盤・床下の屋内配線・家電6台・ソファ)が一発で建つ。9×7・壁の高さ2・屋根なしなので、上から中の配線を見学できる。
  2. 家が建つと、分電盤の外側に本体の送電線が1個だけ置かれる。そこに、発電所から引いてきたケーブルをつなぐ。ここで初めて家に電気が入る。
  3. 自分で家を組むときは、まず壁ぎわに「分電盤」を置く。壁に埋めて外側の面を1マス出しておくと、外のケーブルをつなぎやすい。
  4. 分電盤から「屋内配線」を伸ばして、家電まで途切れないようにつなぐ。屋内配線は、屋内配線・分電盤・家電・LED照明にだけ腕を伸ばす。外の送電線にはわざと繋がらないので、境目はかならず分電盤になる(実物の責任分界点と同じ)。
  5. 家電(冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機・ルームエアコン・テレビ・充電スタンド)を配線につないで並べる。家電どうしの数珠つなぎでも電気は届く。本体パックのLED照明をつなぐと、1灯50Wとして家の契約に足し算される。
  6. 電車を作るいちばん簡単な方法は「電化路線ビルダー(一発建設)」。平らで広い場所(約56×99マス)を向いて右クリックすると、範囲の枠が出てから環状線が建ち、駅に通勤電車が置かれる。
  7. 発電所からのケーブルを、どちらかの変電所(またはそこへつながるケーブル)につなぐ。2つの変電所はケーブルでつながっているので、1か所につなげば両方に届く。電気が多いほど、遠くの架線まで届く。
  8. レールの頭が黄色に光ったら、その区間は走れる合図。変電所を右クリックすると「架線 何マスのうち何マスまで」電気が届いているかが分かる。
  9. 自分で路線を作るときは、変電所 → き電線 → 架線柱 → 架線 の順に、途切れないようにつなぐ。線路は手で1マスずつ置く(角は自動で曲がり、1段上のとなりに置けば坂)。走らせたい区間ぜんぶの真上5マス以内に、切れ目なく架線を通す。架線のある線路のとなりに線路を置くと、架線も自動で伸び、10mごとに架線柱が立つ(先に線路だけ並べた所は、架線のある線路につないだ時にまとめて伸びる。伸びない時は、端の線路を右クリック)。大きな曲線は「曲線ビルダー」で敷く。分かれ道の線路を右クリックすると、ポイント(進む向き)が切り替わる。
  10. 「電車ビルダー」を持ってエネクラ線路の上を右クリックし、通勤電車(2両)か特急電車(3両)を選ぶ。線路は2マス以上つなげておく。

動かし方

  1. 分電盤を右クリックすると「我が家の電力モニター」が開く。受電しているか、いま何ワット使っているか、家電ごとの内訳、電気代の見積もり、売電のお財布が全部ここで見える。★ブレーカーが落ちているときの1回目の右クリックは復帰だけで、モニターは開かない(もう一度押すと開く)。
  2. 冷蔵庫は、下のほうを右クリックすると27マスの物入れが開く(上のほうを叩くと「扉は下のほう」と案内が出る)。生の肉や魚を入れておくと、電気が来ているあいだは腐らない。持ち物の中に入れたままの生ものは、冷蔵庫の外なので3分で腐る。
  3. 電子レンジは、生の肉・魚・じゃがいもを手に持って右クリックすると10秒たつと「チーン」と鳴って、焼けたものが自動で持ち物に入る(近くにいないと足元に落ちる)。調理中に右クリックすると残り秒数が見られる。焼いたものはもう腐らないので、持ち歩く食べ物はここで焼いてから持つ。素手で右クリックすると、野菜スープ・かぼちゃスープ・具だくさんシチューを作れる画面が出る。
  4. 洗濯機は右クリックで20秒運転。防具を手に持って右クリックすると「綺麗な◯◯」「光り輝く◯◯」に洗い上がる(見た目だけ変わり、防御力は元のままだが、新品の状態になって耐久の減りとエンチャントは消える)。回すたびに、いまが昼料金か夜料金かを教えてくれる。夜(マイクラ時刻13000〜23000)に回すと1kWhが31円から18円に下がる。
  5. テレビは右クリックで画面を開き、その中の「電源を入れる」を押す。今日と明日の「でんき予報」が出る。明日が猛暑日ならエアコンの用意、明日が雨なら太陽光が落ちるので発電の用意、と前の日から動ける。
  6. ルームエアコンは右クリックでON/OFF。猛暑日の昼と寒い日の夜に外にいると体が重くなって歩くのが30%遅くなるが、運転中のエアコンから8マス以内なら平気になる。ダメージは受けない。効いているかどうかの目印は、30秒に1回出る案内文だけ。
  7. コードレス掃除機は、まず充電スタンドで充電する。掃除機を持って右クリックで預ける→約10秒で完了音→素手で右クリックで受け取り。新品はカラなので、充電しないと1回も吸えない。持って使うと、まわり6マスのアイテムとほこりを吸う(満充電で10回ぶん)。
  8. 家電が1台でもつながっていると、約3分ごとに家電のまわりに「ほこり」が1個生まれる。電気が来ていなくても溜まる。歩いても拾えないので、掃除機でしか回収できない。
  9. 集めた「ほこり」はゴミ箱へ。手に持って右クリックすると分別先を選ぶ画面が出るので「もえるゴミ」へ。本体パックの再処理で出た金属片も、ここで「金属資源」に分別すると鉄インゴットになって返ってくる(=クリアランス)。間違えても没収されない。
  10. 電気が足りている間だけ、売電のお金が実時間1分あたり120円たまる。500円たまったら、モニターの中から「ハウスキーパーロボを雇う」を押せる。8秒ごとに家じゅうを回ってほこりを片づけてくれるが、維持費が1日(マイクラ時間・実時間20分)300円かかり、お財布が0になると自分で帰る。
  11. 使いすぎて合計が契約を超えると「バチン!」と落ちて家全体が停電する。分電盤を右クリックで復帰。根本的に増やしたいときは、モニターの「電気工事(契約容量の変更)」で20A・30Aへ上げる(基本料金も上がる)。
  12. 電車は、まず変電所を右クリックして「受電中」か確かめる。次にレールの頭が黄色に光っているか確かめる。
  13. 乗る=止まっている電車の、座りたい席を見て右クリック(見ていなければ、いちばん近い空いた席に座る。走っている時は乗れない)。座ったまま別の席を見て右クリックすると、その席へ移る。ホームで客用扉の前に立つと扉が開き、歩いて乗り降りもできる。立つ・降りる=しゃがむ(Shift)。まっすぐな線路で止まっている間は車内を歩ける(扉の前に立つと開く)。走っている間は立てない(席に戻る)。
  14. 運転する=先頭の運転台を右クリックして「運転席に座る」。W=加速・S=ブレーキ(止まっている時は扉を開ける)・何もしない=惰行・ジャンプ=警笛・しゃがむ=降りる。後ろの運転台に座ると逆向きに走る(電化路線ビルダーの路線)。
  15. 自動運転=運転台のメニューで「自動運転を始める」。駅で止まってホームの側の扉を開け、チャイムのあとに発車する。人が乗っていなくても走り続ける。

うまくいかないとき

分電盤を置いて家電もつないだのに、いつまでも「停電」のまま何も動かない
分電盤も変電所も、発電所から来たケーブルの電気をもらう作り。発電機(太陽光・風力・水車・火力・原子力どれでもよい)を動かし、そこからケーブルを分電盤のとなりまで引く。モデルハウスビルダーで建てた家なら、分電盤の外側に送電線が1個だけ置いてあるので、そこに繋ぐだけでよい。部品が持ち物一覧に出てこないときは、ワールドで「エネクラ」が有効になっているか確かめる(v1.4 は1つのファイル)。
送電線を家の中まで引いて家電のとなりまで持っていったのに、家電が動かない
屋内配線は、外の送電線にはわざと繋がらない作りになっている。実物どおり「送電線 → 分電盤(責任分界点)→ 屋内配線」の順を通すこと。送電線は分電盤のとなりまで。そこから先は屋内配線に切り替えて家電へつなぐ。モニターに「機器が見つかりません」と出るときは、分電盤から家電まで屋内配線が途切れている。
電子レンジや洗濯機を使った瞬間に「バチン!」と落ちて、家が真っ暗になる
最初の契約は10A=1.0kWしかないのに、電子レンジ600W+洗濯機500W=1,100Wで超えたため。分電盤を右クリックすれば即復帰する(この1回目の右クリックは復帰だけで、モニターは開かない)。根本的には、①同時に使わない=時間をずらす、②モニターの「電気工事(契約容量の変更)」で20A・30Aに上げる(基本料金も311円→624円→935円と上がる)。
ブレーカーは落ちていないのに「電力不足!発電が追いついていません」と出て家電が止まる
これはブレーカー(使いすぎ)とは別の合図で、発電所の側の電気が足りていない。全部そろわなければ1つも引かない作りなので、そのあいだ家は停電あつかいになる。発電機を増やすか、家電を減らす。要求は送り続けているので、発電側に電気がたまれば自動で電気が戻る。この行ったり来たりが「発電が足りない」という体験そのもの。
夜になったり雨が降ったりすると、家じゅうの電気が急に止まる
仕様どおりの動き。太陽光は夜はゼロ、雨の日は大きく落ちるので、送電線が消灯して家も止まる。夜も雨も止まらない電源(水力・原子力)を足すか、本体の蓄電池を挟んで昼のうちにためておく。明日が雨かどうかは、テレビの「でんき予報」で前の日から分かる。
冷蔵庫に入れたのに食べ物が腐った。/冷蔵庫に入れていない肉が勝手に腐る
前者は冷蔵庫に電気が来ていない。腐敗が止まるのは、冷蔵庫に電気が来ているあいだだけ。分電盤のモニターに冷蔵庫が200Wと出ているか確かめる。後者は仕様で、持ち物の中の生ものは常に3分で腐りつづける。持ち歩く必要がある食べ物は、電子レンジで焼いてから持つ(焼いたものと料理したものは、もう腐らない)。
新品の掃除機を持って使おうとしても「充電が切れました」と出て、1回も吸えない
仕様。新品はカラの状態から始まる。充電スタンドに掃除機を持って右クリックして預ける→約10秒で完了音が鳴る→素手で右クリックして受け取る。充電スタンドに電気が来ていないと充電は進まない。ほこりが遠いときは、6マス以内まで近づいてから使う。
線路の上に電車を置いたのに、まったく動かない
走る条件は、①真下の線路が光っている(=真上5マス以内に架線か架線柱があり、そこまで変電所から線がつながっていて、変電所が受電している)②だれかが運転席で運転している、または自動運転がON、の2つ。線路を右クリックすると通電中か停電中かが分かり、変電所を右クリックすると受電しているか・架線のどこまで電気が届いているかが分かる。架線の一部にしか届いていないときは、変電所へ来る電気を増やす(発電機を足す)。
電車が途中で急に止まる
その先の線路が光っていない(架線に切れ目がある・電気がそこまで届いていない)。停電すると約4秒で止まる。デッドセクション(直流と交流の境目)は元から電気が来ない区間で、電車は惰行で通り抜ける——手で運転しているときは、手前で速さをつけておく。

エネクラ〈暮らし・電車〉電気の使い道と、電気で走る電車 / v1.4 この説明書はゲームの中身(実装)にもとづきます。ゲーム内には社名・製品名・実在の施設名は出していません。この説明書には、社名・ロゴ・製品名・型番・実在の施設名を書いていません。ゲームの中の部品も、分電盤・変電所・架線のような一般の名前だけです。そして、うまくいくところだけを作ってはいません。原子力では、廃棄物が溜まれば運転は止まりますし、止めたあとも冷やし続ける必要があります。〈暮らし・電車〉の側も同じで、電気が足りなければ家は止まり、冷蔵庫の中身は傷みます。
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