ENECRA — LESSON PLAN 04

あかりは、どこから来るのか
― 小学校3年 理科「電気の通り道」―

対象 小学校3年
時間 50分(1単位時間)
置きどころ A(2)「電気の通り道」の導入、または実験のあとのまとめ
教科書での位置 東京書籍『新編 新しい理科3』単元10「電気の通り道」(1月・6(7)時間)の第3時「明かりがつくつなぎ方をまとめる(通り道を指でなぞる)」(p.134)の直後。指でなぞった通り道を、まちの大きさで足でたどる。第4時以降(電気を通す物)は扱いません
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1. この時間のねらい

電気は、道がつながっているときだけ通る。1か所でも切れていれば、明かりはつかない。乾電池と豆電球でやったことが、まちの大きさでも同じだと確かめる。

この時間では計算をしません。することは、歩く・見る・ブロックを1つ取る、の3つだけです。

2. 学習指導要領とのつながり

小学校学習指導要領(平成29年告示)理科 第3学年 A(2)「電気の通り道」。ア(ア)に当たります。

指導要領の内容この時間で扱うか
ア(ア) 電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方があること扱います。ケーブルが1か所でも抜けていると明かりはつきません
ア(イ) 電気を通す物と通さない物があること扱いません。材質による違いは、実物の実験でお願いします
この教材は、実物の実験の代わりにはなりません。豆電球と乾電池、金属とプラスチックを手で確かめる時間は、そのまま必要です。
この50分は、その実験で分かったことがまちの大きさでも同じだと確かめる時間として置いてください。導入に置けば「調べてみたい」が生まれ、まとめに置けば「学校の外でも同じだった」になります。

3. 使うもの(数字は使いません)

出てくるものはたらき
ケーブル電気の通り道。これがつながっていないと届かない
太陽光発電機電気をつくる。晴れているときによく働く
あかり(LED)電気が来ると光る。来ないと消える
家あかりがついている場所
3年生では、W(ワット)などの単位や合計の計算は扱いません。ついた・消えただけで十分です。数字を扱うのは指導案①(小6)からになります。

4. 準備するもの

3年生では、子どもに作らせないでください。作る時間を入れると、それだけで50分が終わります。
すでにつながっている状態から始めて、「1つ取る」だけをさせるのが、この時間の設計です。

5. 展開(50分)

過程時間学習活動教師の指導・援助
つかむ5分 まちを歩いて、あかりがついているのを見る。夜にしてみる。
・「明るいね」
・「電気がきてるんだ」
まずついている状態を見せる。ここでは何も説明しない。
問題5分 問いをもつ。このあかりは、どこから来ているのだろう。 板書:あかりは、どこから来るのか。
「電池が入っているのかな」という声が出たら大事にする。乾電池の学習とつながる。
調べる15分 ケーブルを目でたどって歩く。家 → ケーブル → 発電機、とさかのぼる。
・「ずっとつながってる」
・「あそこから来てた」
歩かせる。画面で見るだけにしない。「道がつながっている」を体で分かるところが、この時間の中心。
迷子になる子がいるので、教師機の画面で全体の道筋も見せる。
ゆさぶる
(山場)
10分 先生がケーブルを1つだけ取る。
あかりが消える。
・「消えた!」
・「1つ取っただけなのに」
戻すと、またつく。
説明せずに、まず消して見せる。子どもが理由を言い出すまで待つ。
「1つだけ」であることを強調する。たくさん壊さない。
ためす10分 2人組になり、片方がケーブルを1つ取り、もう片方が探す。
見つけて置き直すと、あかりが戻る。
探す側は歩いてたどるしかない。それが「通り道」の理解になる。
取る場所は1か所だけと決めておく。
まとめる5分 分かったことを書く。
・電気は、道がつながっているときだけ通る
・1か所でも切れていると、あかりはつかない
・豆電球のときと同じだった
板書:電気の通り道は、1か所でも切れていたら通らない。
乾電池と豆電球の実験を思い出させ、大きさが違っても同じであることを確かめて終わる。

6. 評価

観点評価規準
知識・技能電気は通り道がつながっているときだけ通り、1か所でも切れていると通らないことを理解している。
思考・判断・表現あかりが消えた理由を、通り道が切れていることと関係づけて説明している。
主体的に学習に取り組む態度切れている場所を進んで探し、確かめようとしている。

7. うまくいかないときは

8. このあとにつながる指導案

学年指導案何を足すか
小4 社会⑥ 電気は、どこを通って家に来るのか通り道の途中にある設備(変電所など)と、その役割
小6 理科① 限られた電気で、くらしをつくる量(W)の考え方。上限を超えるとブレーカーが落ちる

9. 先生方へ

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ゲームの中に、社名・ロゴ・製品名・型番は入れません。形と仕組みの再現は行います。
賛否のあるテーマは、両方の立場を体験できる形で扱います。教材の中身の決定権は当社が持ちます――学校にも公共の場にも置ける状態を保つためです。

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